パチスロ「天井到達」の恩恵は“最強”クラス! 3種類のATを搭載した名機の正統後継機【4号機爆裂AT時代~猛獣王S編~】
2000年冬に鮮烈デビューを果たしたサミーの『獣王』。爆裂AT機という新たなジャンルと時代を切り開いたマシンとして、今なお名機として語り継がれているが、その約2年後に登場した正統後継機『猛獣王S』も、先代に勝るとも劣らない圧倒的な出玉性能で多くのファンを虜にした。
ドットから液晶へと進化した本機は、先代と同じく「サバンナチャンス(SC)」と銘打たれたAT機能が出玉増加の主軸。ひとたび突入すれば高確率で成立する15枚役の組み合わせがナビされ、それに従うだけで完全奪取ができる(理論上1G純増約10.0枚)。
SC突入契機は純ハズレ成立時、チェリー成立時、REG成立時の抽選など多岐に渡り、ビッグ450枚以上獲得、ビッグ中のJACハズレ成立などはSC確定。基本的に純ハズレ成立時のSC突入率は先代と同じく内部状態で異なり、設定6のみ低確率状態でも2回に1回の割合でSCへと繋がる。
ちなみに、ビッグ中はリプレイハズシが効果的で、レバーONでのリール枠内フラッシュ時は中&右リールをフリー打ちした後、左リール上or中段に2連赤7絵柄の上にあるチェリーを狙えばハズシ完了。ビッグ中の15枚役出現率には顕著な設定差があり、ビッグ1回につき1回以上のペースで確認できれば設定6に大きな期待が持てる。
SCにはライオンSC(ライサバ)、ダチョウSC(ダチョサバ)、ゴリラSC(ゴリサバ)の3種類があり、先代のSCを進化継承させたライサバは10or30G継続がメインながらも、50or100Gまで継続する可能性あり。ダチョサバは10G区切りごとに2択ゲームが発生→成功すれば9Gが追加される。ゴリサバは20G固定だ。
これら3種類のSCは、当選時に特定の割合で振り分けられるシステムではなく、赤7=ライオンステージ&ライサバ、白7=ダチョウステージ&ダチョサバ、緑7=ゴリラステージ&ゴリサバと、直近に揃えたビッグ絵柄に応じて液晶ステージ及びSCが変化する。
継続ゲーム数は運に委ねるか、それとも勘で継続を狙うか、はたまた手堅く固定ゲーム数を得るか。ゲーム性が異なる3種類のSCは、自らの選択でその後の展開が大きく変動するのである。
また、本機を語る上で忘れてはならないのが「天井」の存在で、天井へはボーナス間1201Gハマリで到達。以降は64分の1のチェリーフラグを引くとSCが発動する。
更に、この状態はボーナス成立、或いはチェリー成立時のSC抽選にハズれる(256分の1)まで継続する仕組みで、時としてSCの数珠連チャンが長期に及ぶこともある。ハマリ台狙いが非常に有効なマシンとしても、その名を轟かせていたのである。
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