パチスロ「完全告知マシン」でお馴染みのメーカーが創造した荒波マシン! ベル成立で確定する「フルーツ」と、時として巻き起こるボーナス連でファンを魅了!【名機列伝~スーパーセブン編~】
筺体上部左右のハイビスカスが光ればボーナス確定。その単純明快な告知システムで完全告知マシンの雄として君臨するパチスロメーカー・パイオニアだが、フラグ告知機能が認められたのは4号機からであり、それ以前は様々な仕様のパチスロを世に送り出し続けていた。
同社は日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)発足当時からの組合員で、1号機として『フォーチュンワン』をリリース。高砂電器産業の『ワンダーセブン』の兄弟機にあたる当機は、特定の吸い込みゲーム数に到達すると高確率でボーナス抽選が行われる代わりに、それ以外のゲームでボーナス当選はなし…という独特な抽選システムを採用し、ビッグ中には1G連抽選が行われる。
また、当機には明確な小役周期があり、全ての払い出しをチェリーで受けてコイン持ちをアップさせる攻略法も存在。その後、チェリー抜き攻略法の対策機として『フォーチュンワンZ』が登場し、続いて、ボーナス確率を引き上げた分、小役の払い出し率を抑えた荒波タイプの1.5号機『フォーチュンワンⅢ』が誕生した。
2号機時代になると、2-1号機として『スーパーセブン』を製造。こちらも高砂電器産業が発売した『ウインクル』の兄弟機で、外見上は『ウインクル』と異なる絵柄の同配列マシンに見える。
ただし、ゲーム性は全く異なり、『ウインクル』はベル成立の次ゲームで小役の集中「フルーツ」抽選が行われるのに対して、当機はベル成立で必ずフルーツへ突入。インジケータ―ランプによるフルーツ告知も非採用とした。
リール制御に関しても一から作り直しており、フラグ成立絵柄を引き込めない場合は全リールでスベリが発生するといった特徴がある。基本的にはスベリ=ボーナスorベルのサインとなるが、中リールに1つしかないレモンの取りこぼし時にはガセスベリが発生する。
スペック的には極めて平凡だったものの、『ウインクル』と比べて低設定域でのボーナス確率が高く、自力での連チャンが頻発。現在の『ハナハナ』シリーズと同じく、時として巻き起こる超ノーマル級の破壊力でファンを魅了し続けたのである。
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