パチスロ「一撃15000枚」の爆裂マシン!? 3種類の特化ゾーンが無限の可能性を秘めたアノ「大人気シリーズ」を振り返る!!
6号機時代に突入して以降、パチスロは穏やかな波を描くマイルドなスぺックが目立つようになってきた。一撃性は低いものの、高設定に関しては比較的安定して出玉が伸びる印象だ。
最近では、『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』がいい例で、某ホール店のスランプグラフを見てみると、低設定っぽい台でもさほどマイナスになることはなく、なかには「差枚±0」まで戻している台もあった。
面白さで言うと賛否は分かれそうだが、「手軽に打てる」という意味では本機を支持するユーザーも多いはずだ。
そんな「マイルドスぺック」を搭載した機種の中で、筆者が特に印象に残っているのが、2016年8月にリリースされた『パチスロ デビルメイクライクロス』である。
本機は前作『デビルメイクライ4』の後継機として登場。純増約1.7枚のART「デビルラッシュ」を軸に出玉を伸ばしていくART機で、通常時はCZ「デビルミッション」などからARTを目指す。
なお、本機にはリアルボーナスも搭載されているが、その確率は全設定共通で「BIG:1/1365」「REG:1/2048」とかなり重いため、ボーナスはあくまでオマケのようなものだと考えていいだろう。
リリース当時から現在に至るまで、頻繫に打ってはいたものの、勝ったことは1、2回ぐらいしかない。ART中は特化ゾーンの超高確状態となる「魔人召喚チャンス」に突入させ、さらにレア役から特化ゾーン(3種類存在)へ突入させないとスタートラインにすら立てないゆえ、通常のARTではまったく伸びない。
逆に、ここでヒキを活かすことができれば大量出玉も十分に狙えるのだ。実際、一撃で「15000枚」達成した猛者もいるほどである。
相性“最悪”でも本機を好きでいられたのは、ゲームの『デビルメイクライ』が好きだったのと、特化ソーンが複数存在するからだ。
特に「爆発トリガー」が複数備わっていると、「もしかしてアレに入ったりしないかな?」というのを想像しながら打てる。これもパチスロを楽しむ醍醐味のひとつといえるだろう。
本機は来年1月に撤去予定となっているが、筆者がよく行っていたホールからはすでに撤去されてしまい、最近は打つ機会が減ってしまった。また触れるチャンスがあれば是非実戦し、記事で紹介できればと思う。
(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。
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