パチスロ激アツ展開で「余裕の完走」と思いきや…地獄の始まり!?
ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は大人気アニメをモチーフにした『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2(通称、絆2)』について書いていく。
本機は純増「約2.9枚」のAT「バジリスクタイム(以下、BT)」を軸に「バジリスクチャンス(以下、BC)」を絡めながら出玉を伸ばしていく仕様。通常時はレア役からBC突入を目指す。BC当選時は「設定」「モード(A~D)」「状態」を参照して、BT突入抽選を行う。
6号機の中でも高い人気を誇る本機だが、筆者もよく打つ機種だ。何度か実戦記事も書かせていただいている。
本機を打つときは決まってとあるホールに足を運ぶのだが、今まで高設定(5,6)を掴んだことはない。ただ設定1は使っていない(過去のデータを見る限り)ホールでもあるので、流れが良ければ「プラス収支」で終われる可能性も十分にあるのだ。
今回も、そのホールで高設定を掴むべく実戦をしてきたので紹介させていただきたい。
朝一、平日という事もありお客さんは20名程。ここのホールは抽選ではなく並び順での入場なので、30分程前に到着して無事『絆2』を確保した。
打ち始めて332G、超高確中の巻物からBCに当選。初っ端からハマってしまい、悪い立ち上がりだ。その後も12G、87Gと立て続けにBCに当選するもBT突入することはなかったが…。
「BC間天井(最大7スルー)に行っても構わないから、早いBCが欲しい」と考えていると、91Gに超高確中の巻物からBCに当選。見事に初BTを射止めることに成功した。
「単発だけは回避したい」と願っていると、BT開始画面でまさかの「天膳」が登場する。この時点で、シナリオ「夢幻(12セット目まで継続)」or「激闘(12セット目まで継続率80%)」確定である。
夢幻が選ばれる確率はかなり薄い(全設定共通で1/256)ので、「おそらく激闘だろうな」と考えていた。しかし激闘が選ばれただけでも、設定5の可能性がそこそこ高くなる。粘る価値は十分にあるだろう。
とりあえず、高設定に期待しすぎず「なんとしてもここで伸ばしたい」と思って打ち続けた。しかし、レア役など何も引けず天膳とのバトルへ。嫌な予感はしていたが、いつも通りの展開のまま単発終了を食らってしまう。
大チャンスを逃してしまったのは痛いが、高設定にも期待できる要素だったので気を取り直して続行。しかし88G、29G、153G、とBCは早いもののBTには繋がらない。気持ちが切れそうになったのだが…。
148Gに当選したBCからBTを射止めることに成功。ここまで初当りを2度引いているが、最大3スルーなので悪くはない展開である。そこから大きな見せ場はなく500枚程を獲得するに留まったが、「初当りが軽い」「シナリオ激闘が選ばれた」という事もあり打ち続けることを選択したのだが…。
地獄の始まりはここからだった。
BC5スルーから6回目のBCでBTに当選するも、300枚程獲得して終了。もう一発BT引くまで粘り、BC6スルーから7回目のBCでBTを射止めたが、単発終了を食らう展開…最終的に投資1400枚で実戦終了となった。
最後に実戦データを紹介しよう。総ゲーム数3712G、弱チェリー確率:1/43.7(設定3の近似値)、謎当り1回、偶数設定確定画面1回。サンプルが少ないので何とも言えないが、6は考えにくい。まぁ、2か4といったところだろう。
それなりの負け額になってしまったが、 BT80%継続を引けたのでチャンスは十分にあった。引きが絡みあってれば「プラス収支」で終われた可能性もあった。そう考え、良しとしよう。
(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。
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