さらばパチスロ5号機。最後の遊技…ありがとう『マイジャグラー』
完全撤去が目前に迫っているパチスロ5号機。もちろん私が愛する『ジャグラー』も例外ではない。長らくパチスロの柱としてフル回転してくれた5号機ジャグラーの撤去は、ホールに取っても断腸の思いでしょう。
そこで今回はいつもの「レトロスロット実戦」はお休みし、私自身も非常にお世話になった『マイジャグラーⅣ』のラスト実戦を敢行して参りました。既に後継機種である『マイジャグラーV』の導入も始まっており、その性能の片鱗を遺憾なく発揮しているようです。
とはいえ、そこはやはり5号機と6号機。遊技的にも遜色&違和感などないと思われますが、「やはり最後にもう一度マイジャグⅣの美麗GOGOランプを堪能したい」との思いからの実戦です。
ジャグラーに関してはガッチガチの手堅い立ち回りしかしない私。今回の最終戦に臨む思いは並々ならぬもので、ことジャグラーに関しては非常に相性の良いホールでの実戦を選択しました。最後は何としても勝利で飾りたく、久々に『ガチ』でやったのです。
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高設定投入率だけでいえば他のホールという選択肢もあったものの、『軍団』や若年層の少なさから店をチョイス。その日は日曜日で『特定日』でもありませんでしたが、1週間のデータ取りまでしたという本気度です。
当日の並びは15人でおそらく狙い台確保は容易なはず…だったのですが、気まぐれな年輩客がまさかの狙い台を確保。「やられた…」と落胆しましたが、2000円で『ペカりなし』だったことから即台移動してくれたのでした。
すぐさま空き台となった狙い台を確保。まずは投資3000円の87GでBIGと悪くない出だしです。
そこからもボーナスは軽く、BIGとREGのバランスが非常に良い展開。大量のメダルをGETするには例え高設定でもある程度BIGに偏らないと厳しいのがジャグラーです。
軽い確率で「バランスの良い子ちゃん」だと安心感もありますが、出玉は突き抜けてはいきません。そこが難しいところですね。REGに大きく偏れば設定判別ツール等では高設定の可能性も高まりますが、勝負的には非常に厳しくなります。
不思議と「そこからBIGに偏っていく」という望みは限りなく薄いものですが、今日は引き続きバランスが良く昼過ぎにも合成確率は1/110程度。非常に希望の持てる数字ですし、大ハマリもなかったのですが…。
徐々にボーナスが重くなっていき200G台、300G台の当選が増えていったのでした。夕方にはタイムリミットとなったため終了。結果は総回転数5354GでBB22回(1/243)、RB20回(1/267)という結果で数値的には設定5といったところ。
もちろん実際のところはわかりませんが、店の信頼度と経験から「上であったことは間違いないだろう」と確信したのでした。収支は“ちょいプラ”ですが大満足です。
自分でいうのも何ですが、ここぞという時のヒキは強い方。最終戦で1/3276の中段チェリーが降臨したことも文句なし、レインボーのGOGOランプも拝めていうことなし。もう本当に最高で思い出に残る最終戦となりました。
最後に6号機ジャグラーシリーズについて少々。機械割も遜色なしとはいえ、ボーナス枚数的には短時間勝負には少々不向きな印象です。5号機ジャグラーが完全撤去された後にこそ真価が問われることになりますが、果たして…。
いや、きっと6号機時代にも眩い光を放ち輝き続けてくれるはず。そう信じて6号機のジャグラーも楽しんでいきたいと思います。
(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。