パチスロ新台「往年の爆裂AT」リメイク作で一撃大量出玉を達成! 「脳を焼く中毒性」 完成度は6号機トップクラス!?
パチンコ絶不調で瀕死寸前のフリーライター・華光パチ助の実戦記録。今回の機種は、先月リリースされたサミーの最新タイトル『パチスロ アラジンAクラシック』(銀座製)です。
往年の名機をリバイバルする「サミークラシックシリーズ」。そのシリーズ最新作として『ディスクアップ2』と同時リリースされた『アラジンAクラシック』ですが、まず先に打ってきた感想を言っておきます。
「もうとにかくめちゃくちゃ面白い」
まず筆者は、4号機時代の爆裂AT機『アラジンA』を経験していない所謂5号機世代。当時を代表する名機ですから「一撃性が半端ない」「5万枚オーバーの出玉を吐き出す」といった大雑把な知識はありますが、当然思い出補正など一切ありません。それでも「また打ちたい!」と思ってしまうほどゲーム性が秀逸だと感じました。
【注目記事】
■パチスロ「逆万枚」など強烈な出来事が多数…蘇る5号機の思い出
■パチンコ「12万発ライトミドル」に続く激アツ新台!「史上最高峰の○○」を楽しめる!?
その理由を説明する前に、まずは本機のゲーム性をざっくり紹介しておきます。
スペックは純増約2.9枚のATタイプ。出玉増加の軸は1セット30GのAT「アラジンチャンス(AC)」で、初当りAT終了後は「状態準備」へ移行、この準備中に引き戻すことができれば「状態」に突入します。
この「状態」はショート・ロング・超ロングの3種類が存在し、それぞれ継続率は「約64%」「約90%」「95%オーバー」。そして「状態」終了後は有利区間リセット→引き戻しゾーンへ突入し、この間にAC当選すればふたたび「状態」へ突入するといった流れになっています。
AC初当りのメイン契機はシリーズでお馴染みの「単チェリー」で、同役成立後はAC高確率移行抽選を行い、その高確中にACを射止めるゲーム性。また、本機は規定ゲーム数でのAC高確率移行抽選も行われているため、チャンス役を引かなくてAC突入に期待できるのです。
なお、通常時は全チャンス役でBIG CHANCEの抽選を行っており、消化後は必ずAC突入&状態への移行が濃厚となります。
規定ゲーム数での移行抽選は100Gごとに行われており、特に400G以降の「百の位が偶数ゲーム(400G・600G・800G・1000G)」は移行のチャンス(約20%)のため、設定狙い以外の立ち回りも可能といえるでしょう。
今回の実戦でも約350Gで放置された台に座り、400GでAC高確→AC当選という完璧な流れで初ATを射止めることができました。さらに、そのAC終了後の状態準備中にややアツの「青ドット演出」が頻発し、見事AT引き戻しに成功。本機の醍醐味である「状態」を早々と体験することができたのですが、3連目で即転落という残念な結果で終えました。
しかし、状態終了後の引き戻し区間でふたたびAT当選となり、ここから怒涛の連チャンで一撃2000枚を達成。さらに、またもや引き戻し成功で約1500枚の出玉上乗せに成功しました。
「シンプルだけど連チャンがたまらない」
すっかり脳を焼かれてしまったしまった筆者。ここでやめておけばよかったものの、「とりあえず単チェリーを引くまで」「AC高確に入れるまで」などと打つ理由を無理矢理探して続けた結果、1200Gの天井に到達……。天井経由のACは状態への移行が確定するため、出玉を取り返す大チャンスだったのですが、結果は「状態単発→引き戻し失敗」という最悪のパターンを喰らってしまいました。
その後は通常ATから20G~1000G継続の「スーパーアラジンチャンス(SAC)」に当選するも500枚程度の出玉獲得で終了。さらに、200G以内でのAT当選が立て続けに起こり、すべて「状態」へ移行するも、ショボ連&引き戻しゼロという結果に……。“手も足も出ない”とはまさにこのことですが、この展開を喰らって打ち続けるほどメンタルは強くないので、ここで実戦終了となりました。
ただ、収支は投資4000円、回収1000枚弱とそれなりのプラスに。中盤の大量出玉獲得でなんとか勝つことできましたね。
酸いも甘いも経験した今回の実戦。冒頭で説明した通り、本機のゲーム性は非常に面白く、6号機との相性もピッタリだと感じました。
まず初当りで往年のACを楽しめますし、肝心の「状態」移行は天井まで回せば必ず突入、そして状態終了後は引き戻しに期待できるなど、まさに痒い所に手が届く仕様。加えて、ヒキ次第では一撃2400枚を超える出玉獲得も十分可能であり、しかもその爆裂出玉は「設定不問」で起こり得るのです。
設定6の出玉率は約108%と低めに設定されているため、6号機特有の安定感を求めるプレイヤーにとっては好ましくない機種かもしれませんが、一撃の爆発力を経験したい方ならぜひ一度は打ってほしいマシンといえますね。もちろん、筆者が経験したような荒波展開が平気で起こる機種なので、打つ際はある程度の軍資金を持っていくことをオススメします。
(文=華光パチ助)
<著者プロフィール>
「光り」に心を奪われた快楽主義のフリーライター。当初はジャグラー派だったものの、『沖ドキ!』の登場によってハイビスカスにドハマり。今では『ハナハナ』シリーズ含む完全告知台全般を好んでよく打っている。最新パチンコ機種の新台情報、5号機の昔話や実戦記事などをメインに執筆中。