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パチスロ「逆万枚」など強烈な出来事が多数…蘇る5号機の思い出

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 私が出会った初めてのパチスロマシンはアルバイト先のゲームセンターに設置してあったヤマサの4号機『ピンクパンサー』であった。

 同機種はパチスロにおいては業界初のタイアップ機だそうで、現在では考えられないほどオリジナル版権のマシンで溢れていたようだ。

 それから程なくしてホールで『大花火』に熱中することになるが、現在の6号機に至るまでパチスロにどっぷり浸かることになるとは想像もつかなかった。

 今思えばパチスロとは約20年の付き合いとなる。4号機の引退は寂しさを感じたものだが、今年1月末の5号機引退も同様だ。

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 特に5号機の時分には様々な経験をし、忘れられない思い出が多い。無茶な投資をして勝負に出たこともあれば、思わぬ大勝ちを掴んだこともある。

 5号機で半分パチスロ生活者のようなことをしていたことが功を奏して、当サイトで記事を書かせていただいている…そう考えると、決して無駄な時間ではなかったとも思えるのだ。

 強烈な出来事は、当サイトでも紹介させていただいている。改めての内容となるが、今回は5号機を鎮魂する意味も込めて当時の思い出をご紹介していきたい。

『沖ドキ!』万枚負け事件

 タイトル通りの出来事となるが、パチスロ人生で最も大負けとなった。しばらく『沖ドキ!』の筐体を見ると手が震えてしまう後遺症にも悩まされたのを覚えている。

 同機種はハイビスカスが「同時点滅」すればモードBが濃厚。同モードは天国移行率が50%オーバーの大チャンスモードだが、50%をスルーし続けてしまうと恐ろしい事態にもなり得た。

『忍魂』宵越し万枚事件

 5号機は有利区間ランプなど搭載していないため、ホールによっては大半が据え置きという営業も存在。そんな状況が生んだ奇跡ともいえる出来事だ。

 多くの大都技研マシンはメダルを精算すればART中であってもデモ画面に戻る。その効果もあってか翌日にART中のまま据え置き。前日夕方から当日昼に渡って宵越しで約1万1500枚をゲットした。

野菜で台確保事件

 通常ならば持ちメダルなどでの台確保がメジャー。スマートフォンや財布など貴重品は盗難の危険性があるため、万が一盗難されても問題のない私物で台確保していただくようご注意いただきたい。

 5号機ならではというわけではなく、現在でも出会ってしまう可能性はあるが、少なくともパチスロ歴20年で「キュウリ」での台確保を見たことはこの一度きりだ。

 取るに足らない思い出かもしれないが、読者の皆様に楽しんでいただけたら幸いである。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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