パチスロ新台「凹まずに万枚」到達。そんな情報を耳にしたら…【濱マモルののほほんコラムVol.146~即パン~】
ほぼ凹まずに万枚到達。そんな情報を耳にしたら、気にするなというのが無理な話である。
先日、そこそこ近所のホールに設置されたので、どんなものかとネットでデータを確認すると、導入初日は午後からの稼働なのに複数台が5,000枚オーバー。こりゃあ打つしかないだろうと燃え上がり、さっそく、ホールへと出撃した次第だ。
JPSの『2027DB』。複数のホール企業と共同開発したプライベートブランド機であり、ウリは5号機時代に大ヒットした初代の演出を継承している点と、リアルボーナスが連チャンする点だという。
ゲーム性をざっくり説明すると、通常時はソナーチャンス発生時の右リール3択に正解してソナー絵柄が揃えば「バトルモード」へ突入。バトルモード中は約15分の1でボーナス抽選が行われ、右リール2択の転落目よりも先にボーナスを引き当てられればボーナスが発動する。滞在中のループ率も高いようだ。
以上を踏まえると、いわゆるリノタイプだと連想するが、実際に打つと、ちと違う。何故なら、詳しくは割愛するが、バトルモード中の転落目成立時は液晶画面上で2択のヒントが示されることがあるからだ。
ただ、これが非常に分かりづらい。こんなことは事前に知らなければパンクさせてしまうわけで、事実、よもやヒントが出ることなんて微塵も思わなかったアタシは記念すべき1回目のバトルモードを一瞬で終了させてしまった。以前にコラムで告白した、山佐の『パチスロ戦国無双』での即パンクのように。
ヒントの存在を理解したのは、周囲の反応に気付いてネットで検索したからである。その瞬間、予習しなかった自分を恨んだが、まぁ過ぎたことを悔やんでも仕方がない。次で大連チャンさせればよいのだと考えて打ち続けた結果、3万円負けて席を立った。
6号機の規則でこういったヒントがOKか否か…という点については、ここでは触れない。まぁそもそも事情に詳しくないから中途半端なことを書いて突っ込まれたくないだけなのだが、3号機の爆裂マシンからパチスロにハマった経緯があるからか、この手のスタンスには魅かれるものがある。
限定1,000台。覗いたホールは限定設置とのことだったので、設置期間中はちょこちょこと通い、万枚を目指してレバーを叩く所存であります。
ちなみに、演出以外にも操作性や、リプレイ時にコインを投入しても払い戻される点なども踏襲されておりました。
(文=濱マモル)
〈著者プロフィール〉
神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。
■Twitter(@hamamamoru777):濱マモル