パチスロ「設定6オール据え置き」!? 激熱イベントで超負けの悲劇…
パチスロ設定6「オール据え置き」激熱イベント!?
高校を卒業してからはパチスロ三昧であったことを覚えている。特に20歳前後の時分は4号機『パチスロ 北斗の拳』が大流行。悪友と毎日のようにホールへ通っていた。
当時はイベントも規制が少なく、近所のホールも派手な文面で来店を誘っていた。筆者たちもそれに振り回されたものだ。
取り分け重宝していたイベントは「北斗の拳2チェスタート」というもの。50台近く設置されている同機種の何台かに開店から「2チェ」が仕込まれているのだ。
2チェとは同マシン最強のレア役で、高確ならば100%、それ以外の状態でも25%でバトルボーナスに期待できる。つまり、対象台は25%以上で既にボーナスが当っているのだ。
同イベントを行っていたホールでは別のイベントも平行して開催する場合もある。ある日、そのホールのメールマガジンに驚くべき文言が書かれていた。
なんと、「本日の設定6は全台据え置き」とのこと。
明日の設定6が丸わかりではないか…
当時のホールは「設定札」というものを使用していた。例えば設定6の台に、そのまま「設定6」と書かれた札を差し込んでアピールできたのだ。もちろん、その日も使われていた。
それならば閉店前に店内の「設定札」をチェックすれば、明日の設定6が丸わかりではないか。早速、台番号をメモし明日に備えることにした。
既に数人が入口に陣取っていたが、対象の台数には間に合う計算。待つこと7時間、無事に二人共メモにある台へと座ることに成功したのである。
ダブル万枚を夢見て回していくも、ボーナスが重い。天井も踏んでしまい、結果は二人合わせて20万円近くの敗北。ダブル万枚どころか逆万枚となってしまった。
今思えば、当時は華やかで祭りのようなイベントも多かった反面、「ガセイベント」も多数あった。もしかしたら本当は設定1を打たされていたかもしれない…。
20歳そこそこのヒヨッ子には厳しい世界に感じた。しかし、それが現在でもパチスロを打ち、記事まで書いているのだから不思議なものだ。
(文=大松)
<著者プロフィール>
4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。
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