パチスロ「1時間で2000枚」獲得できた名機を振り返る!!
「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、1回のボーナスで400枚以上の獲得を可能にする『戦国乙女 TYPE A+』(オリンピア)について書いていきたい。
■枚数変動型ボーナスを搭載したAタイプ!
スペックはボーナス+RTタイプ。通常時は主にリーチ目役から「乙女BONUS(以下、BIG)」や「REG BONUS(以下、REG)」を目指していく。
BIGは、465枚を超える払い出しで終了する枚数変動型のボーナスで、終了後は30GのRTに移行。消化中は「JAC挑戦中」と「JACゲーム」を行き来して出玉を獲得していく。
JACゲームは強、弱の2種類があり「強JAC IN」の引きが出玉のカギを握る仕様となっている。なお、当選確率は激薄だが「真乙女BONUS」も搭載しており、465枚の払い出しに加えRT100Gへ直行する。
REGは、104枚を超える払い出しで終了するボーナス。消化中は一度だけ「逆押しで左リールの下段に白7をビタ押し」することで最大の103枚を獲得できる。
■合計6種類の演出モードを選択することが可能
本機は、表4+裏2の合計6種類の演出モードを選択することが可能だ。シリーズお馴染みの「乙女アタック」で告知するモードや、予告音、リール左右の乙女ランプでボーナスの示唆をするモード、萌えカットイン出現でボーナス確定となるモードなど、好みに合わせた演出モードで楽しめるマシンとなっている。
その中でもおすすめなのが、萌えカットイン出現でボーナスとなる完全告知のモードだ。ボーナス当選時以外は基本的に演出は発生しないが、Aタイプの醍醐味ともいえる「出目」を楽しむことが可能となっている。
さらに完全告知のため、ボーナス成立後の枚数的なロスがなく、萌えカットインの種類で設定判別も行うことができる無駄のないモードだ。
もちろん、その時の気分に合わせて演出モードを選択できるので、Aタイプが好きでない人でも飽きずに打てるのも親しみやすいポイントとなっている。
■リーチ目を見抜け!ボーナス告知が発生しない「達人モード」
そして本機には、演出や告知が発生しない「達人モード」が搭載されている。リーチ目を察知できる玄人向けにはなるが、毎ゲーム、気が抜けない緊張感とリーチ目や出目の違和感を探す楽しさが堪らないモードだ。自分でリーチ目を見抜きたい人にはもってこいといえるだろう。
筆者も収支を気にせず遊びたいと思った日にはよく「達人モード」で遊んでいた。全てのリーチ目を把握していたわけではないが分りやすいリーチ目が多く、打ち込んでいなくても十分に楽しめたのが好印象だった。
残念ながら本機で爆発させたことはないが、着席から700回転ほどでBIGを8回引き、わずか1時間で2000枚を獲得できたのは良い思い出である。
枚数変動型で上手くいけばBIG1発で400枚以上の獲得が望める瞬発力と、Aタイプらしい出目や技術介入を楽しめる思い出深いマシンだ。