パチスロ「チェリーコンボ」が魅力の万枚製造機！最高峰の爆裂シリーズを振り返る!!

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、大人気ゲームとのタイアップ機『戦国BASARA3』（エンターライズ）について書いていきたい。

ARTは「上乗せ性能」が異なる2人の武将を選択！

　スペックはボーナス+ARTタイプ。通常時は主にレア役やバサラ目成立時に発生するチェリーコンボ、チェリー成立時の一部で発生するチェリーストックからボーナスやCZを契機に、ART突入を目指す（チェリーコンボからのみART直撃あり）。

　ART「BASARA FEVER」は純増約2.2枚、1セット40G+αのG数上乗せ＋セット継続タイプ。開始時は上乗せ“当選率”の高い「石田三成（連舞）」と上乗せ“ゲーム数”に期待ができる「徳川家康（乱舞）」を任意で選択可能だ。

　消化中はレア役などでゲーム数の上乗せ抽選。その上乗せ性能が飛躍的にアップする「夜ART」も健在だ。また、上乗せ抽選が優遇される「戦刻ブースト」、上乗せ特化ゾーン「連撃乱舞」、ストック獲得チャンスの「武将バトル」、60～80%でARTがセット継続する「決戦モード」といった出玉トリガーも搭載されている。

　そして本機最大の注目ポイントは、フリーズ発生から突入する最強特化ゾーン「魔王降臨」だ。突入の時点で決戦モードとARTのストックが1個ずつ確定、さらに80％継続の0G連が発生し、レバーを叩いて中段チェリーが停止するたびにARTストックを獲得することができる。

大量ストック＋上乗せも可能な最強特化ゾーン！

　この時のレバーオンほど手に汗握る場面はなく、中段チェリーが停止せずに終了…と思いきやの復活演出は堪らない瞬間だ。さらに、中段チェリーではなくBARが揃った場合は「連撃乱舞」へ移行し、高継続率でストックを獲得しながらG数も上乗せしていくという、至れり尽くせりの上乗せ特化ゾーンとなっている。

　継続率が高いため何十個もストックすることも可能で、獲得するストックが「決戦モード」の場合もある。そのため、ARTのG数を消化してもひたすら継続して終わらないといったこともよくあるほどだ。

　筆者は、1日で2回フリーズを引いたことがあり、1回目はストック9個、2回目はストック12個＋200Gを獲得。6000枚を超えたところで、最低でもストックを10個以上残した状態で閉店となったことがある。「魔王降臨」だけでなく「戦刻ブースト」やレア役からのG数上乗せで、時間さえあれば万枚も目指せる勢いだった。

　先述した「チェリーコンボ」や「チェリーストック」はART中も発動するため、連続上乗せや大量上乗せといった他にはない爽快感を味わうことができる。先代『BASARA2』を継承したチェリーコンボシステム、そして「魔王降臨」の爆発力が魅力で当時よく打っていた思い出深いマシンである。