パチスロ「設定4」は高設定?パチンコ店のメッセージとは
高設定は基本的に設定5と設定6だと考える。
基本的にパチスロは1~6の6段階設定であるが1.2.3を低設定とすれば、自然と4.5.6は高設定の扱いになると言えるだろう。個人的には1.2は低設定、5.6が高設定であり3.4は中間設定だと思っている。
途中から設定4だなと思っても捨てることはできない人の方が圧倒的に多いだろう。筆者もその1人である。
過去におそらく設定4と思われる『パチスロ頭文字D』(サミー)と『バイオハザード7 レジデント イービル』(アデリオン)を打ったので結果を見ながら話していきたい。
まず機械割についてであるが『頭文字D』は設定4で106.0%、『バイオハザード7』が105.5%と他機種の設定4に比べれば優秀な方だ。
『頭文字D』の設定4。
『頭文字D』の設定6の特徴としてドリフト目である引くと、ほぼほぼCZに入ることである。
朝一の立ち回りとしてドリフト目を引いてCZに入らなければやめることが多いが、その日は先にボーナスを引きそのボーナス終了画面で黒トロフィーが出現。そのため、次回ボーナス当選まで追うことにした(黒トロフィーは次回のトロフィーで銅トロフィー以上が出る示唆。その時点で設定2以上濃厚)。
そして出たトロフィーは金。ひとまず安心といった気持ちでいた。しかし、ドリフト目を引いてもCZに入らないことも多くATも偶数設定で選ばれやすいATレベル1。昼頃から設定4を確信しながら打っていた。その日約1万回転レバーを叩いた結果がこのグラフだ。
理論上1万回転を回した時の収支は+1800枚であるがこの時は-100枚と大きくかけ離れた。
『バイオハザード7』の設定4。
次はバイオハザード7の設定4を見てみよう。
設定6はエクストラ設定。
5号機とは違い6号機になってから設定6は細かい初当りを積み重ねて右肩上がりに綺麗に上がるグラフが目立つ。そして設定5は、初当りは設定6と比べて重いがATで出玉を伸ばせるイメージである。実際、頭文字Dの奇数設定はATレベル2が選ばれやすく設定6と比べれば一撃で伸ばす機会が多い。
どうしても荒くなる設定4の厳しさ。
もちろん機種によって様々であるが、初当りは低設定と比べて軽いが設定6ほど軽いわけではなくせっかくATに入っても中々伸ばせない。常にプラスとマイナスをうろうろしている感じではないだろうか。長い目で設定4を打ち続ければ収支はプラスになっていくであろうが、1日単位でみれば基本的には荒いグラフとなりやすい。
お店の設定4のメッセージとは。
AT機の設定4はストレスが溜まることが多い。お客さんが期待している日はメリハリのある営業スタイルの方が個人的には好きである。
しかし、『ジャグラー』などAタイプの設定4で楽しませてくれるお店は「常連客を大切にしているな」と感じる。同時に本気で楽しませたいといったメッセージが受け取れるのだ。設定4を散らして楽しませてくれるお店か、少ない設定6で営業するお店か、好みは分かれると思うが読者の皆さんはどちらの営業スタイルは好みだろうか?