スマスロ『ヴァルヴレイヴ』の中古機相場に異常事態発生!? 一時期は「マンション」が買えるほどの超高騰も…
メーカーから正規ルートで購入した場合、パチンコ・パチスロの本体価格は「40万円~50万円前後」が相場だと言われている。まとまった台数購入による割引などあれば、もちろん値段は下がるわけだが、中古機の価格はその限りではない。その時の需要によって相場が大きく変わる、いわゆる「時価」の側面があるのだ。
絶対王者「ジャグラー」の牙城を崩す、最強のライバルが?
マシンの中古価格は度々注目の的となることがある。たとえば、5号機『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒』については一時期「350万円超」という正規価格を大きく上回る相場となり、ネットを賑わせた。
常に高価格という意味では、「ジャグラーシリーズ」が有名だろう。誰もが楽しめるスタンダードなゲーム性が安定的な需要を喚起しているため、ウェブサイト「中古機相場.com」では必ずと言っていいほど上位にランクインしている。
しかし、そんな絶対王者「ジャグラー」の牙城を崩す、最強のライバルが現れた。
それが、いま話題の「スマートパチスロ(通称、スマスロ)」ある。スマスロは正規価格も一般的な6号機よりも割高だと言われているが、現在は需要が急激に高まっているためか特に高騰している印象だ。
特にランキングトップの『L革命機ヴァルヴレイヴ』(SANKYO)は、11月29日現在260万円超という相場となっている。よくパチンコ・パチスロは「中古車と同じ価格だ」などと例えられること多いが、この値段なら人気の新車が買えてしまう。
下手をすればマンションや一軒家にも手が届く値段
今後はさらなる需要増加が予想されているため、このままいけば『聖闘士星矢 海皇覚醒』の記録を超えるかもしれない。
それどころか、とあるホール関係者がTwitterで「ヴァルヴレイヴ中古900万円」と、相場価格の写真とともに投稿し、SNS上で大きな話題を呼んだ。
「現行最強マシン」の名を欲しいがままにしている本機だが、この価格は車どころの話ではない。下手をすればマンションや一軒家にも手が届く値段である。
関係者によれば、現物を所有せずに売りに出す、いわゆる「空売り」の可能性が高いと指摘しているが、真偽は不明。いずれにせよ、それだけの価値があると見込んでいる人間も少なくないということだろう。