スマスロ『ヴァルヴレイヴ』負けデータのように急低下…目押しミスにも影響が?【濱マモルののほほんコラムVol.177~メガネが言い訳~】
濱マモルののほほんコラムVol.177~メガネが言い訳~
久しぶりにメガネを新調した。
前回、メガネを作ったのは13年前。嫁さんのご両親に初めて挨拶へ行くためだった。それまでは、明るい光が苦手ということもあり、色メガネを着用。さすがに初対面でそれはマズいだろうということで、色の入っていないメガネを新調したわけだが、その際、同じく色メガネを愛用する先輩ライターには、なぜか「裏切られた」と嘆かれものだった。
ただ、このタイミングで、食道がんで闘病中だった親父が他界。結果、新調したノーマルメガネは葬儀で初着用することになったわけで、まぁ喪主が色メガネなんて不謹慎な事態に陥らなくてよかったなぁと、結婚前の嫁さんと共に安堵したことを覚えている。
目が悪くなったのは、中学生頃からだ。当時、勉強なんてまるでしていなかったし、ゲームにドハマリしたわけでもなかったし、正直、理由はよく分からないが、右目の視力が『パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ』のクソ負けデータのように急低下。左目は2.0、右目は0.4というバランスの悪さからか、徐々に左目の視力も下がり、いつの間にやら左目は0.3、右目は0.03ほどまでに悪化した。
「右目が動いていませんよ」。メガネの常用を決意したのは、眼科医にこう言われたからだ。どうやら、左目のみで物を見るクセが付いてしまったようで、右目はほぼ無機能状態。このままだと、右の黒目がどんどん外側へ向いていくとのことだった。治らない片頭痛も不同視が原因だろうと言われた。
ところで、なぜメガネを新調したかと言えば、免許の更新対策だ。周知の通り、普通自動車免許の更新には、両目で0.7以上が必要。普段、かけているメガネはそれをクリアしていたハズなのだが、13年の月日が経つにつれ、怪しいレベルに。2月には5年ぶりの免許の更新があるし、このままでは面倒なことになると考えたわけだ。
「メガネは~顔の~一部~です~」。昔、そんなCMがあったように、常用するならばピッタリとフィットするいい物を作りたい。こういうスタンスだけに、先日、嫁さんと共に高品質だと評判なメガネ屋さんへ入店。そこであれこれとフレームを選ぶうち、あることを発見した。
「当たり前だろう」と、鼻で笑う方々もいるかもしれないが、それでもあえて言わせていただく。メガネ屋さんのスタッフって、全員、メガネをかけてますよね?
これはおそらく、ブランド物の洋服屋さんのスタッフが、しっかりと体型を維持して、そのブランド物の服を身に纏っているのと同様。美容師さんが綺麗に髪を整えているのとも同じで、売る側がノーメガネでは説得力がないし、実際、この店のスタッフに聞いたところ、目がいい人でも店内では伊達メガネを着用するそうだ。
これぞプロフェッショナル。アタシは勝手に感銘を受けたと同時に、自分がプロフェッショナルであるためにはどうするべきかと思案し、やはりパチスロを愛し、パチスロを打ちまくるべきだろうとの結論に至った次第で、新調したメガネが届いた当日、さっそくそれを着用してホールで『花火絶景』を打ったところ、まだ度をアップさせた視界に慣れていないからか、いつも以上にビタ押しは散々でした。
しばらくは、目押しミスをメガネのセイにできそうです。