「スマスロ」導入から約半年…ユーザーからは「ポジティブな意見」が増加
「スマスロ」導入から約半年。気になる反応は?
2022年11月、SANKYOの『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』、オリンピアの『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』、山佐ネクストの『スマスロ リノヘブン』と3機種のスマートパチスロが導入を開始した。
同年12月にはパオン・ディーピーの『HEY!エリートサラリーマン鏡』がデビュー。2023年4月にはサミーの『スマスロ北斗の拳』が登場した。
スマートパチスロ、略してスマスロの認知度は日を増すごとに広がり、一度は遊技経験のあるファンの数も増加した可能性は高いだろう。そんな気になる内容が発表され話題となっている。
パチンコホール向けのポイントサービスやアンケートサービスを提供するブーミングネットはこのほど、昨年12月から年末年始営業を経た今年の2月までの、スマスロ遊技経験と遊技感想について調査し、その結果を公表した。
これによると、昨年12月末時点でのスマスロ遊技経験者はわずか8.7%だったのに対して、2023年2月末時点では18.7%まで増加。スマスロの市場導入規模はまだまだ小さいものの、同社は「着実に遊技するファンは増えている」とした。
今後も「ビッグタイトル」が登場…ファンはさらに増える?
周知の通り、先述した『スマスロ北斗の拳』は、人気お笑いコンビ・かまいたちを起用したCMを流すなど、大々的にプロモーションをしたこともあり、導入以来、常に高稼働を維持している。
これに関しては、同社も「今までスマスロに触れてこなかったファンが、スマスロを遊技するきっかけとして作用することも期待されている」とコメント。5月8日にはオリンピアのスマスロ第2弾『L主役は銭形4』、5月15日には大都技研のスマスロ第2弾『スロット ソードアート・オンライン』が登場し、以降もサミーのスマスロ第2弾『スマスロ バイオハザード:ヴェンデッタ』やエンターライズの『スマスロ 戦国BASARA GIGA』などビッグタイトルが控えている。スマスロを遊技するファンはさらに増えるだろうし、そうあって欲しいものである。
一方、スマスロの遊技感想について目を向けると、2023年2月末時点では2022年12月末時点と比べてポジティブな感想が増加。とりわけ、「出玉性能に違いを感じた」(26.5%)、「演出やゲーム性に面白みを感じた」(5.9%)といった回答は、2022年12月末時点でのアンケートではゼロだっただけに、同社は「新たに遊技したファンが従来機との違いを体感できたのでは」と分析した。
反面、「操作が分かりにくい」「メダルがなく、つまらない」といった意見も増えた。同社は「ホールとしては、こういった不安を解消する取り組みも引き続き重要」とし、メーカーにおいても「さらなる開発努力が期待される」とまとめた。