パチスロライター界の「上下関係」どの世界でも一流は腰が低い…【濱マモルののほほんコラムVol.199~謙虚な姿勢~】
パチスロライター界の「上下関係」
身分不相応ながらラッシュ時の移動時などに、在来線のグリーン車に乗ることがある。
まぁ毎日のように電車移動するわけではないし、そもそも満員電車が苦手でサラリーマン生活から脱落したわけだし、ヤメようと思ったタイミングでチャンス役を引いたから、念のために1,000円分様子を見たようなつもりで利用しているわけだが、経験上、グリーン車を利用する客には横柄な人が稀にいる。
平然と横入りをする、席をMAXまで倒したまま下車する、我が物顔でひじ掛けを占拠する、飲食物のごみを放置するなどなど。目に余る行為にはついつい声をかけてしまうが、その際は十中八九、威圧的に返されるからイラっとする。一応、言っておくが、だからと言って手は出さない。
先日、9パーセントのチューハイから下町のナポレオン・いいちこへとシフトチェンジしたところでテレビを付けると、なにかの番組であおり運転についての特集をやっていた。専門家によると、あおり運転は年収300万円以下、或いは800万円以上の人に多いとのこと。前者と後者ではあおり運転の仕方も異なるようで、前者は罵声を浴びせることが多く、後者は割込みや幅寄せをする傾向にあるそうだ。
その理由として、年収が少ない人は日常的にストレスを抱えているケースが多く、年収が多い人は管理職など上の立場にいることが多いが故に、人を上から見てしまうマウンティング心理が働くとのこと。あくまで、その専門家の考察だが、グリーン車での横柄な態度も、たしかにマウンティング心理なのかもしれないなぁと考え、ひとりで納得した次第だ。大体が、アタシよりも年上と思しきおじさんだし。
優しくてナイスな方々ばかり
昨今、動画が主流になったからか、パチスロライターを芸能人のように捉える視聴者も少なくない。時折、本当の芸能界、もっと言えば芸人さんの世界のように「上下関係って厳しいんですか?」などと聞かれることもあるが、2週連続で『秘宝伝』シリーズ風に言えば、答えは「否!」。GJでもコラムを連載中のアニマルかつみ兄さん、ドラゴン広石先生、ゴトロニさんをはじめ、どの先輩方も酒の席での粗相を笑って許してくれる、優しくてナイスな方々ばかりである。
サラリーマン時代、社内に横柄な先輩はいなかったが、他社では目撃したことがあり、そういう人は大抵、部下からの信頼度は激低だった。やはり、どの世界でも一流は腰が低い。実るほど、頭を垂れる稲穂かな。アタシはまだまだ若輩者ですが、謙虚な姿勢を忘れないようにしようと、改めて感じた夜でありました。