パチスロ史上初「4thリール」を搭載した名機! そのDNA継承マシンがAT機で復活!!
本日もレトロパチスロのお時間になりましたが「4thリール」ってご存知ですか? 現在では液晶搭載機がほとんどですが、液晶機登場以前に演出用リールとして誕生したのが4thリールであり、初搭載機は1999年に山佐から販売された純Aタイプ4号機『シーマスターX』でした。
それ以前に登場し、通常演出としての「リールフラッシュ」や「予告音」「3連絵柄」などなど、多くの初モノを搭載したメーシー『サンダーV』も衝撃的でした。『演出』という概念を当り前のものとしたわけですが…。
「その一歩先」を実現したともいえるシーマスターの完成度も、素晴らしいものでした。
本格的な液晶機時代が訪れるまで「大きな役割」を果たす
山佐の4thリールは『テトラリール』と呼ばれ、その後も『コングダム』、『アラベスクR』等に搭載され多くの人気機種を生み出しました。また他メーカーからも多くの4thリール機が登場し、本格的な液晶機時代が訪れるまでに大きな役割を果たしたのです。
という訳で今回のレトロパチスロは、シーマスターXといきたいのですが…身近に所有者が見つからず、5号機『シーマスター~ララ、旅立ちのプレリュード~』という形になりました。
まぁリリースから10年近く経った今だからいえますが、中々の迷機でしたね。今でこそ『ジャグラー』ばかり打っている私ですが、4号機時代までは生粋の山佐フリークだったんです。
2号機『ビッグパルサー』、3号機『スーパープラネット』、4号機『ニューパルサー』と打ち込んだものです。シーマスターXも打ち込んだわけですが、まさかのAT機で復活したのでした。
AT機としても決して悪くない出来だとは思うのですが…
中身はボーナス非搭載のAT機で1Gあたり約2.2枚純増のシーマスターラッシュを搭載。初代に搭載されたテトラリールのような役割を果たす疑似リールがオマケ程度に付いております。
ラッシュ中は同行したキャラに対応したレア役確率が3倍アップする『キャラ連動型レア役確変システム』が特徴。演出には山佐や他メーカーのパロディのようなものも多くありました。
という訳で今回はシーマスララで遊んでみましたが、今だからこそ過去の人気Aタイプのリメイク、リバイバル機を開発すれば、それなりの結果が出るのではないかと思うのですが…どうでしょう?
サミーのクラシックシリーズやユニバーサル系のAタイプリバイバル機もそれなりの支持を得ていますしね。そろそろ山佐の本気を見せて頂きたいものです。