スマスロで「3連続天井」の悲劇到来! 総投資4000枚オーバー…そこから奇跡の展開が!?
現在ホールで旋風を巻き起こしている「スマスロ」。巷では、万枚オーバーやコンプリート機能発動など景気のいい状況がアチラコチラで報告されている。
万枚を狙うなら「とりあえずスマスロに座れ」といった雰囲気すら漂うパチスロシーン。設定に期待できる日であれば積極的に狙っていきたいところだが…。
そんなわけで、朝から『スマスロゴブリンスレイヤー』と対峙したが、天井に直行。高設定でも天井へいってしまうことはあるものの、CZの突入率に不安があったのでヤメることに。ちなみに、ATは単発であった。
次に目をつけたのは『スマスロベルセルク無双』。周りを見ても状況は悪くなさそうで全台系にも期待できそうだった。1台だけ空き台となっていたので着席すると、またもや天井に直行。今日は厄日かもしれない。
典型的な「何をしてもダメな日」
獲得した数百枚を持って次に向かったのは、オリンピアの『スマスロ主役は銭形4』。もはや設定狙いよりも天井狙いを優先すべき苦しい状況だった。着席したのは386G(液晶550ガッツ)。ここでもしっかりとゲーム数天井へ到達してしまい、お約束の如く「50G消化・120枚獲得」で終了してしまった。
何をしてもダメな日というのはあるものだが、今日は見事なダメっぷりである。気付けば夕方。朝は程々に膨らませていた財布が、すっかり寂しい厚みとなっていた。
一抹の不安を覚えながらSTを消化していくと…
なんとかならないものかとホールを移動して台を探し回っていると、いまだ高稼働を記録している『パチスロ甲鉄城のカバネリ』のAT後82Gでヤメてある台を発見。100Gでゲーム数のゾーンが到来するため、少し様子を見ることにした。
するとこれが大正解! しっかり100Gのゾーンを射止めてエピソードボーナスに突入。この状況から低投資でSTに突入するのは非常に有り難い。まるで芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を思わせる展開だ。
しかし、よく考えてみれば『蜘蛛の糸』では地獄から抜け出す「救い」として蜘蛛の糸が天から垂れてくるものの、最後には糸が切れて主人公は再度地獄に転落してしまう。
一抹の不安を覚えながらSTを消化していくと、この「蜘蛛の糸」は想像以上に丈夫で、あれよあれよと連チャンしていき上位STに到達。その後も調子よく継続し、結果は3465枚獲得の大健闘となった。
総投資がメダル換算で4318枚。差し引きマイナス673枚と軽傷で済み、九死に一生を得た気分である。
途中から生きた心地がしなかったが、このような展開もあるからパチスロは面白い。スマスロの実戦結果は残念だったが、懲りずにチャレンジしていきたい。