いまだ高稼働中! スペック・演出ともに「バランス抜群」遊びやすいライトスペックマシンの代表格
ライトスペックの歴史や魅力を存分に語る「ライトーーク」。今回紹介する機種は、藤商事の『Pとある魔術の禁書目録Light PREMIUM ver.』です。
業界流入されていない数少ないビッグタイトルが、待望のパチンコ化ということで大きな注目と期待を集めました。
当然のように人気マシンの仲間入りを果たし、その年を代表する機種を決定するアワード系の人気投票でも上位に入選するなど、大きなインパクトを残したマシンといえるでしょう。
その人気はライトスペックタイプに対しても同様で、導入から1年以上経過した現在でも多くのホールに設置され、元気に稼働しています。
もちろん、多くのファンから支持を受けているのはコンテンツ人気のためだけではありません。バランスの良いスペック力が光る性能面からも人気を支える要因となっているのです。ライトスペックならではの魅力が詰まっているといえるでしょう。
大当りすれば必ずSTに突入する安定感。30回転とほどよいST回数に70回転の時短という連チャンモードの構成は、ダラダラと長引くこともなければ一瞬で終わってしまうようなあっさりしすぎる心配もない。ちょうどいい塩梅に計算されています。
「ちょうど良さ」は継続率と出玉のバランスにも現れており、トータルで70%のループ率に大当りの半分が最大出玉となる10ラウンド約1000発という打ちごたえのあるRUSHは満足度の高さがうかがえます。
宵越し狙いなど立ち回りの幅もあり、戦略的に実戦できる
さらに遊タイムの存在が遊びやすさをプッシュアップ。大当り確率が1/129.7のライトスペックなので遊タイムの発動条件は通常確率を369回転消化が必要と、それほど浅いものではありませんが、RUSH後なら299回転で到達できます。
遊タイム発動時に付与される電サポ回数は493回転で、突入時の大当り期待度は約97.8%とほとんどの場合で大当りに繋がります。RUSH後はもちろん、前日からの引き継ぎ、いわゆる宵越し狙いなど立ち回りの幅もあり、戦略的に実戦できるのです。
特別にボーダーが低いとか甘いといったこともありませんが、それが逆に効果的で、回らなすぎる調整に向かわせるようなパターンもあまりない印象。人気が高いので薄利多売的な遊ばせる運営を可能にしているのかもしれません。
甘デジやライトスペックとはいえ、過激な出玉性能を謳う機種が増加しているパチンコシーンにあって、『Pとある魔術の禁書目録 Light PREMIUM ver.』のようなスペックやゲーム性の機種がいまだに高い人気と稼働を誇っていることは、本機の完成度の高さゆえではないでしょうか。