パチスロ大量獲得機で「最高設定6」をGETも…ビクビクしながら打った思い出
パチンコ・パチスロ経験の長い方や、ヘビーユーザーであれば何となく『やましい』状況だとか『後ろめたい』気持ちで遊技されたという経験が、一度くらいあるのではないでしょうか。
私自身も最近は流石にありませんが、若い頃には後ろめたい気持ちで遊技したことが何度かあります。今回は、そんな過去の失敗談をおひとつ。
体調不良で欠勤するも「最高設定6」をGET
その日は酷い風邪で会社には欠勤の旨を連絡し、そのまま徒歩で近所の医院へと直行。朝イチ1番ノリだったため10:00前には診察も終了し、処方薬を受け取り帰路につくところでした。
そこに飛び込んできたのは
『大花火711枚達成で設定6に打ち変え』の文言。
そこは駅前で何軒かのパチンコ店が立ち並ぶ場所だったのですが、まだ過激な4号機イベントをバンバンやっていた時代でした。
「少しだけ」と覗いてみるだけのつもりでしたが、空き台があると思わず座ってしまうのがスロ馬鹿の本能。というか今思うと本当にアホでした。機種は旧アルゼの4号機初代『大花火』(1999年)。いわずと知れた名機です。
薬も飲んだし「1度BIGを引いてダメなら」くらいの気持ちで挑んだのですが、1万円ほどで引いたBIGが2連チャン。その2回目のBIGで、あっさりと711枚を達成してしまったのです。そうなるとももう体調不良も何のその。閉店までブン回す気マンマンです。
大花火の設定6といえば機械割は140%超。目押し下手な私でも大勝は必至で、そのBIG確率は約1/240。現ジャグラーの高設定くらいの確率でBIG平均約600枚近く取れる訳ですから、負けるのが珍しいどころか万枚も十分に射程圏です。
皆さんだったら機械割140%の台を捨てられますか? たとえ体調が最悪だったとしても捨てられますか? ましてやまだ若くてパチスロに夢中だった頃ですからね。
とはいえ体調は最悪。何より後ろめたい気持ちが強くて「誰かに見られたらどうしよう」と、ビクビクですが…。
それでもヤメられないのがスロ馬鹿の悲しい性。マスクを着け咳き込みながらもひたすらブン回すのでした。
2000枚ほど入る大箱を2段積み重ねていた15時頃でしょうか。背中をトントンと叩かれ振り向くと、そこには同じ会社のスロ好きの先輩が。もう焦りまくりですが、そんな時に限って見つかっちゃうのもひとつのパターンですよね。
必死の弁明をすると先輩から「ある提案」が
でも、やっぱり残念な気持ちはスゴーくありましたね。先輩と鉢合わせになっていなければ間違いなく続行していたでしょうから。まぁ、あの体調で打っていたもんだなと今でも思いますけどね。当り前ですが今では絶対に無理です。ブッ倒れてしまうでしょう。
という訳で、今考えると本当にどうしようもないスロ馬鹿だった私でした。パチンコ・パチスロは、後ろめたい気持ちなどなく堂々と楽しめるように心がけましょうね。