待望のスマスロ「A+ART」で完全復活! コナミが誇る看板タイトル、その人気シリーズ機を振り返り!
コナミアミューズメントはこのほど、スマスロ最新作『マジカルハロウィン8』が、保通協の型式試験にて適合通知を受けたことを発表しました。
コナミが誇る看板タイトルがスマスロ「ボナ+ARTタイプ」で復活
気になるスペックは、同社スマスロ第一弾となるパチスロ『防空少女ラブキューレ2〜極限の共鳴』と同じくボーナス+ARTタイプ。リリース発表では、「今後もより多くのお客さまに『面白い』『楽しい』をお届けしていきます」とのことです。
6号機時代へ突入して以降、純ボーナスとそれ以外で出玉を増やしていくようなスペックはすっかり見かけなくなりました。現在のパチスロ市場は、定番の『ジャグラー』や『ハナハナ』シリーズを除けば、AT機が大多数を占めているのではないでしょうか。しかも、その大半が超が付くほどの荒波スペック…それが一概に悪いとは思いませんが、正直いまの爆裂出玉時代に疲弊している方も少ないはず。現に筆者もそのひとりです。
それだけに、遊びやすさと出玉感を兼ね備えたボナ+ARTタイプがスマスロ市場に投入されたことは、先述の爆裂ブームが変わるキッカケになるかもしれません。実際にネット上でも「待望のボナ+ARTスペック!」「もっと同じようなスペックが出てほしい!」「ラブキューレを機にスマスロ市場の流れが変わればいいな~」といった声があがるなど、多くのファンが本機のようなスペックを待ち望んでいたことがわかります。
そうしたなかでデビューを控える『マジハロ』最新作。コナミが誇る人気タイトルであることはもちろん、好評のボナ+ARTスペックで登場するということで、こちらもパチスロファンからアツい注目を浴びること間違いなしでしょう。登場が楽しみです。
さて、そんな『マジハロ』シリーズですが、ご存知の通り、過去のシリーズ機も大半がボナ+ARTスペックでした。
最高設定の出玉率が約118%と当時トップクラスのハイスペックマシンとして注目を集めた初代『マジカルハロウィン』、そのマイナーチェンジ版として登場した『マジカルハロウィンR』、同シリーズを一躍人気コンテンツに押し上げた『マジカルハロウィン2』、上乗せ特化ゾーンを搭載するなどしてART性能をアップさせた『マジカルハロウィン3』、『マジハロ2』のゲーム性を進化・継承した『マジカルハロウィン5』…等々、やはりマジハロといえば、ボナ+ARTのイメージが強いです。
その中でも特に好きだったシリーズ機は、実質2代目となる『マジハロ2』。2種類のモードを搭載した演出面、マイルドかつ自力でどうにかできてしまう出玉感、そしてファンから大好評の素晴らしい楽曲が複数搭載されるなど、撤去されるまで飽きることなく打っていたと記憶しています。というか、実機を買っちゃうぐらい好きでしたね。
ゲーム性について簡単に触れておくと、本機はボーナスを経由してARTに突入させる仕様。BIGボーナス中の「カボチャ図柄揃い」、ボーナス消化中の「まじかるちゃんす」、ボーナス終了後に必ず突入するチャンスゾーンでの自力当選でART突入になります。
毎ゲーム1/6で大量ストックする激アツボーナスも!
本機最大の見どころは、ART中のカボチャ揃いで突入する上位ART「キングカボチャンス」で、同チャンス中はベル入賞の25%でARTをストックします。さらに、この間に引いたボーナス中の「まじかるちゃんす」はすべて金宝箱(5個~10個ストック)となるというアツさ。特にREGは大量上乗せのチャンスで、消化中は毎ゲーム1/6で「まじかるちゃんす」=金宝箱が発生するので、このときだけは60枚獲得できるゴミボこと「REG」の成立を祈ったものです。
ちなみに、爆発契機である金宝箱の平均ストック数は設定によって若干変化するのですが、なぜか設定3が最も高いというイミフ設計も個人的には好きでしたね。
ゲーム性のみならず、リールの出目も秀逸でした。かなり昔の機種(2010年登場)なので、細かいことは忘れてしまいましたが、今でも覚えているのがコレ。
一見すると、単なる下段7揃いですが、本機は4ライン機で「下段は無効ライン」となっています。なので、揃っているのに入賞ライン外なのでボーナスがスタートしない…というシャレオツすぎる出目を拝むこともできたのです。これはBIG確定のリーチ目なのですが、この出目を初めて知った時は「このマシンはただの萌え台ではない!」と本機の完成度の高さを再認識しました。これ以外では、ビタ押しでしか見られない1リール確定目だったり、BAR図柄が絡むチェリー重複確定の出目もあったような気がします。
出目以外では、最上位ARTの「スーパーカボチャンス」が、待機画面中のREG成立で消滅してそのまま終了してしまう(通称宇宙ファイヤー)こともあったりと、良くも悪くも記憶に残る名機でしたね(笑)。
この機種をキッカケにしてすっかり「マジハロマニア」となった筆者。5号機末期~6号機で登場したシリーズ機は諸事情であまり打てていませんが、今作のスマスロに関してはガッツリ打とうと思っています。ファン待望の『マジハロ』シリーズがいよいよ完全復活!? そう思うと、楽しみすぎて武者震いが止まりません。