ハマるほどアツい無限ART搭載! 長期連載漫画との強力タイアップマシン【パチスロ5号機回想】
ロングヒット作品とのタイアップマシン
1982年から1994年まで講談社「週刊少年マガジン」で連載され、その後の続編も人気。2007年にデビューしたIGTの『コータローまかりとおる!』は、その名の通り、蛭田達也のロングヒット作品をモチーフに据えたタイアップマシンである。
搭載されたボーナスはコータローボーナス、ビッグボーナス、REGの3種類で、コータローボーナス及びビッグボーナスは純増約360枚、REGは純増約90枚。重複フラグは3種類で、ボーナス期待度はスイカ<3択15枚役<チェリーの順に高まる。
また、本機は「コータローチャンス」と銘打たれたART機能も装備しており、コータローボーナス終了後は例外なくARTへ突入。ビッグボーナス終了後は50G継続のチャンスタイムへ移行し、この間に「リプレイ・ベル・ベル」の特殊リプレイを引き当てられればARTへ昇格する。トータルART突入期待度は28%~30%となる。
ARTは次回ボーナス成立まで継続(いわゆる無限ART)し、継続中はリプレイ確率が大幅アップ。3択15枚役のナビ発生率は演出の成否や15枚役奪取で移行する状態によって変動するのが大きな特徴で、「LOW」は50%、「MIDDLE」は75%、「HIGH」は100%となる(トータル1G純増約0.3枚)。
通常時の消化手順は、まず左リール枠上or上段にBAR絵柄を狙い、停止型に応じて残りリールを打ち分ければOK。左リール中段スイカ停止時はスイカ成立が確定し、演出なしのスイカ成立はボーナス重複に大きな期待が持てる。
出目や演出でボーナス成立を察知したら、中リール中段or下段にコータロー絵柄を目押し。同絵柄下段停止時はコータローボーナスorベル、BAR絵柄上段停止時はREGの可能性大で、どちらも揃わなかった場合はビッグボーナスが濃厚だ。
演出について触れると、通常時は「天光寺ステージ」と「如月ステージ」を行き来しており、天光寺ステージ中は「シルエット演出」「木刀演出」「部室前演出」「天光寺追っかけ演出」、如月ステージ中は「九節棍演出」「ボンバーズ演出」「落書き演出」などで成立役やチャンスを示唆。「紅バラルーレット演出」「ライブ演出」「スロット演出」などはステージ共通で、「バトル演出」や「格闘スポーツ大会演出」は勝利でボーナスが約束される。
ボーナス出現率を除く設定推測要素はベル、スイカ、チェリー出現率、チャンスゾーン中の特殊リプレイ出現率などで、いずれも設定に準じてアップ。ビッグ中は設定1~3or設定4~6でミニゲーム勝利時のトロフィー出現率が変化するほか、設定6のみ15枚役成立時に功太郎が出現しやすいといった点も特筆要素のひとつだ。