完全告知マシン『パチスロ金のかぼちゃ』を、もっと…【濱マモルののほほんコラムVol.251~短命~】
濱マモルののほほんコラムVol.251~短命~
以前、のんびりと遅めの昼食を取っていると、テレビで2017年のギャル流行語を当てるといったコーナーがあった。
2017年といえば、大都技研の『押忍!番長3』やKPEの『パチスロGⅠ優駿倶楽部』、三洋物産の『パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒』や山佐の『パチスロモンキーターンⅢ』、パイオニアの『グレートキングハナハナ(-30)』や『ドキドキマンゴ-30』、ロデオの『パチスロ闘え!サラリーマン』やベルコの『まめ』などのパチスロ機が登場した年。このところ物忘れが激しいとはいえ、いくつかは当てられるだろうと高を括るも、残念ながらひとつも分からなかった。
その後、スマートフォンでトップ10をチェックすると、解読できたのは4位の「過去1」だけ。他のものは「まぁ、そう言われればそうだけど…」といった塩梅で、中でもやはり衝撃だったのが1位の「マ?」である。
この「マ?」とは「マジ?」のことだそうで、簡略化することでより驚きの様子を引き立てる言葉として人気を集めた模様。「マジ?マジ?マジ?」は「マ?マ?マ?」となるそうで、正直、おじさんには理解できない。そもそも3回も繰り返さないし…。
■短い生涯を終えたパチスロと似ている
住む世界が違うといえば、それまでだ。今までギャルと接したことはないし、知らなくて当然といえば当然なのだが、知らぬ間に流行して、知らぬ間にブームが去っていたという事実には驚愕。現在、この「マ?」を死語とするならば、生きている状態を見たことがないわけで、これはひっそりと導入され、ひっそりと短い生涯を終えたパチスロと状況が似ている。
片や流行語大賞、片やマイナー機といった違いはあれど、短命には変わりなし。ギャルのように流行に敏感なわけではないだろうが、4号機以降、各メーカーさんのパチスロ製造ペースは早まり、今は会社の規模による営業力の優劣も加わったことで、中小メーカーさんが丹精込めて作ったマシンは少ない販売台数な上、すぐに撤去されてしまう傾向にある。そりゃあバラエティコーナーに1~2台じゃ、打ちづらいもの…。
■『金のかぼちゃ』を、もっと設置してほしい
腐ってもパチスロライターだ。できる限り、導入されたマシンには触れたいと思うし、実際に先述した『まめ』はインターネットで設置店を検索、車を走らせて「いつもの豆モード」での完全告知に一喜一憂したものだが、スマスロの普及以降、メリハリあり過ぎる出玉性能で軍資金は持たないし、中小メーカーさんが手掛ける比較的遊びやすいボーナスor疑似ボーナスタイプは近所でめっきり見かけない。
要するに、なにが言いたいのかといえば、バルテックの『パチスロ金のかぼちゃ』を、もっと設置してほしいということ。ちょこちょこ通うホールに複数台導入されたら、それこそ、嬉しすぎて「マ?マ?マ?」と叫んでしまうかもしれない。