パチスロ「売上高520億円」メーカーから”爆裂機”登場か? 驚愕出玉「◯000枚確定」強烈スペックの可能性
今年導入されたパチンコ『FAIRY TAIL』『地獄少女 宵伽』をヒットさせるなど、出玉規制をものともしない名物メーカー・藤商事。
今月11日、同社は平成30年3月期の決算を発表し、経営成績は売上高523.1億円(前年度比58.8%増)、営業利益45.0億円(前年度は22.7億円の赤字)、経常利益42.3億円(同22.8億円の赤字)、純利益25.3億円(同19.4億円の赤字)で、増収増益となった。
パチンコは看板コンテンツ『リング』を筆頭に「約11万台」を販売。パチスロもホラーシリーズを中心に「2万台以上」を売り上げ、現在高稼働中のアニメコンテンツ機種と合わせると「向かうところ敵なし」の状態だ。
そんな同社の勢いが止まらない。今月13日、かねてより囁かれていたパチンコ最新作『CRリング 呪縛RUSH』のティザーPVが公開されたのである。
「リング、完全進化」と銘打たれた本機は、シリーズ初の小当たりRUSHを初搭載。筐体下部に「貞子の手役物」が搭載され、貞子と”恋人繋ぎ”ができるユーモア溢れる筐体に変貌を遂げて登場する。同社が誇る看板コンテンツだけに、本機の仕上がりは十分期待できるだろう。藤商事の快進撃は終わりそうにない。
ただ、パチンコを主力製品とするメーカーであることは周知の事実であり、相対的にパチスロへの関心はあまり高いとは言えない状況だ。
実際、平成30年3月期決算の販売台数を見れば、パチンコに比べてパチスロは1/5以下のシェア率。それに加え、現在も販売可能な「5.9号機」は、最大1500Gの「出玉リミッター搭載」が義務付けられるなど、パチスロ市場は低迷が続けている。それらを考えれば、藤商事製パチスロの活躍は大変厳しいように感じられるが……。
そんななか、同社は初の試みである沖スロ新台『美ラメキ!』の販売が決定。ノーマルタイプと思われた本機だが……予想を覆す”異例のスペック”であることが一部関係者の間で話題を呼んでいる。
「『5.9号機』『沖スロ機』という点から、ノーマルスペックの登場が囁かれていましたが、ART機で登場するようです。ゲーム性は疑似ボーナスで出玉を増やす仕様で、連チャン性能もあるとか。例えるなら『沖ドキ』と類似する仕様でしょう。
さらに、その連チャン性能はリミッター機能『最大1500G』到達までボーナスが続く、爆裂モードがあるとも言われていますよ。『ハナが光れば大当たり』という沖スロ機の特性上、無駄な演出は一切ありません。大当たりまでの間も『リミッター区間』に含まれますから『5.9号機』との相性は抜群かと思いますよ」(記者)
仮にこの”強烈スペック”が事実であれば、沖スロART機初の5.9号機となる『美ラメキ!』。老若男女に愛される「ハイビスカス」と、現在も圧倒的な人気を誇る『沖ドキ!』という二大要素はヒットの気配を感じさせる。
果たしていま勢いに乗る藤商事の”追い風”となるか。登場は「ハイビスカスシーズン」の夏頃を予定しており、沖スロファンから熱い視線が注がれている。