パチンコ「約99%ループ」で注目を集めた「激熱タイトル」!大ブレイクの遥か前…存在していた「傑作」へ迫る!!
キックの鬼、沢村忠がこの世を去った。真空飛び膝蹴りで日本を熱狂の渦に巻き込んだ格闘界のスーパースターである。この沢村に憧れ、格闘技の道を志した偉人も少なくない。
ボクシングの世界チャンピオン具志堅用高が最初に憧れたスポーツマンとしてその名を挙げ、初代タイガーマスクの佐山聡は沢村を見て蛍光灯のスイッチコードに回し蹴りを見舞う小学生時代を振り返る。
そんな佐山聡といえば後年には総合格闘技の元祖「シューティング」を立ち上げるなど格闘家としての顔が知られているが、じつはタイガーマスクになる前にイギリスでブルース・リーの従兄弟「サミー・リー」として華麗なる蹴り技を駆使し、大活躍していた。いわばタイガーマスクのもうひとつの顔である。
パチンコにおいても『タイガーマスク』は人気のシリーズだが、その初代にも2つの顔があったのを覚えているだろうか。
『タイガーマスク』シリーズといえばSANKYOで、1G連が約99%でループするというとんでもない連チャン性能を持った『CRフィーバータイガーマスク3-ONLY ONE-』など、人気シリーズとして長らくファンの人気を得ている。
その初代『CRフィーバータイガーマスク虎よ闘え!カウント80』もまた突入率95%という破格の確変システムを搭載した機種としてホールに登場し、卓越したRUSH性能によって多くのプレイヤーを虜にしたマシンである。
その人気ゆえに、ライトミドルの『CRフィーバータイガーマスク虎魂!カウント50』、中ミドルの『CRフィーバータイガーマスク俺こそが「虎の穴」カウント50』、甘デジ『CRフィーバータイガーマスク「虎の穴」の逆襲カウント50』と立て続けに兄弟機がリリースされるような活況を生んだ。
しかし、この大ブレイクの遥か前に『タイガーマスク』はすでにホールデビューを飾っていたのである。それがエース電研(aaa)から登場した『CRタイガーマスク』となる。
ミドルタイプで確変突入率50%、確変終了後に100回転の時短というこの時代のスタンダードなスペックだが、全面がマスク(顔)となっている特徴的な盤面デザインと演出に合わせて回転する「ローリング液晶」など、そのインパクトは抜群。
その可動液晶によって繰り広げられる演出は、サマーソルトキックやローリングソバットといった基本の技からタイガードライバー、タイガークラッシャー、タイガースープレックスなどの大技につながる展開で大当りを狙う。そのさまはまさにプロレスそのもので、臨場感と迫力あるリングでの攻防をリングサイドでかぶりつけるのである。
残念ながらこのエース電研の『タイガーマスク』は後発につなげるできず、ゆえにaaaとSANKYOの2つの『タイガーマスク』が存在する状況が生まれた。ちなみに、業界で最初のタイガーマスクはIGTジャパンのパチスロ『タイガーマスクCR』でタイガーリプレイと呼ばれるRT機能が搭載されていた。
(文=大森町男)
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