パチンコ脳天を貫く「衝撃」……イレギュラー満載の「気絶スペック」を堪能!!
ただ、上記の本気チャレについて1つだけ注意点がある。本機は2スペック用意されており、本気チャレの通常時発生率が1/319.6なのは「赤き騎士団ver.」のほうなので注意されたし。もう一方の「白魔女ver.」では本気チャレの通常時発生率はなんと1/956.7と一日打っても発生しない可能性がある確率なのである。悪いわ~。
さて、そのRUSH。流行りの混合機ショート時短+残保留であるが、時短の回数が4、8、12と変動する変則タイプとなっている。しかし、最低の時短4回でも残保留と合わせれば連チャン率が70%を超えるので、よりいっそうの気合で臨めるのである。
さらに時短の振り分け幅のある演出「新世界」は電サポ回数が徐々に明かされる平成ライダーのシナリオのような仕掛けとなっているため、胸キュンで演出を見守ることになる。
ジャッジメント3回転とDICEチャレンジ1回転がワンセットになっているので、DICEチャレンジで「新世界」が停止すれば時短継続だ。
事ここに至り、賢明な読者諸氏ならお気づきであろう。でんぱ組.incとは。
同社、銭形平次の時にも感じたのであるが、「でんぱ組、別にいらなくね?」である。百歩譲って銭形平次のそれはあくまで「with」であり、いうなれば「featuring」であり、「a.k.a」と言えなくもない。
しかし、本機においてはドラマ「白魔女学園」のタイアップなのだ。
だからいる。絶対にいる。何が何でもいるのである。仮に、仮にだ、あくまで仮の話であるが、「白魔女学園」にミジンコほども興味が抱けなかったとしても、でんぱ組.incは必要だし、「最上もが」は声に出して言いたい日本語だし、私は根本凪派だ。
(文=大森 町男)