パチンコ最強「激ヤバ演出」群とP機のポテンシャル……「最大小当りRUSH」が類まれな「到達点」を魅せる!!
どうも最近の台にはサブカル魂が不足しているようで、なかなかぐっとくるマシンに出会えていない現状がある。近ごろのパチンコ新台は、「そこそこ良さそう」「無味無臭」「徹頭徹尾ダメ」みたいな印象が多く、私のサブカル台欲を刺激してくれそうな機種がアンテナに引っかからない。
私の根底に流れているパチンコ愛とは、つまりマイナー志向であり、一見どうしようもなさそうな台の面白い部分を探し出して愛でるという「サブカルフィロソフィ」が愛の源泉であり情熱の原動力となっているのである。
したがって、暇を見つけては、私がすくいきれていない未知なるサブカル台がないか、バラエティコーナーなどを散策する。
この時、まあ基本的に初見、初手の台を中心に見ることになる。高度に情報化されたこのご時世である。職業柄もあるのだが耳にしたことがない新台というのはまあ少ない。
つまり、複雑に入り組んだ情報社会から漏れ出した機種というのは、すでに一次ソースで選別されているのでサブカル台である可能性が高くなる。機種名にピンとこない時点でレアなのである。
一方で、当然情報は入っているけど、画像やらスペックやら文字情報やらで私のサブカル台ソナーには反応しなかった台であっても、実際に目撃すると「あれ? ちょっと面白そうじゃん」とサブカル台アンテナが甘く立ち上がるといった事案もないことはない。
そういった感じでサブカル台をディグるのであるが、どちらの場合においても手順というかメソッドを一応確立させていて、まず、しばらく何もせずに台に座る。
そして、何も考えずにとりあえず1000円分打つのである。この「座る」「打つ」どちらかのタイミングでときめくかどうか。これがポイントになる。
そこでときめいたなら実打続行。ときめかないときはすぐに席を立ち、他の台を探す。これぞ「もりまちメソッド」なのである。パチンコがときめくサブカル台の魔法だ。
前置きが長くなったが、こうして発見したのが今回紹介する『Pぱちんこ劇場霊』である。近年のパチンコのスパンからすればけっこう古い台となるが、いまだに設置が多い機種でもある。