パチンコ「看板エース」と「伝説の名機」……その血を受け継いだ雄!【羽根物・名機列伝】
どうしても思い出してしまうのである。伝説のQBKを。
Daiichiから新規則第一弾の羽根物として登場した『イヤミのここで一発』。バカボンキャラがタイトルに使用されていることから容易に『レレレにおまかせ』に連なる機種だと想像がつくだろう。
しかし、その役物機構は、仰天するような発想によって新たなる感覚を生み出すことに成功したのである。なんとあの円形回転体を縦方向に展開したのである。つまり、回転体を垂直に起こし、プレイヤーと役物を正対する構図である。
それは面白いのか? と疑問の声もあろうが、これが面白い。なぜならこの縦型レレレ回転体にプラスしてヘブンブリッジの要素を盛り込んだからだ。
羽根から入る玉は直下のシーソーレールによって左右どちらかに振り分けられる。左にいけばノーマルルート。ほぼほぼハズレとなるが、待ち構えるイヤミのギミックから繰り出されるキックにヒットすれば下ステージを転がって右側にある縦型レレレ回転体へ向かう。ここで8つのポケットからVを狙うゲーム性となる。
一方の回転体が搭載されている右側にシーソーされれば大チャンスのSPルート。レレレと同様に大当り確率が2倍にアップする(見た目)激アツパターンとなるのである。
基本構造に変わりはないのであるが、役物をダイナミックに展開したうえに、ノーマルかSPかのシーソーゲームをよりわかりやすく可視化したことによって面白さがパワーアップしたということだ。しかも、体感的には『レレレにおまかせ』よりSPルートが選択される割合がずっと高いのでより興奮できるのである。
ただ、こうなるとノーマルルートのイヤミの傀儡(くぐつ)っぷりが際立つ。絶妙のタイミングで玉が来ても空振りするわ、ヒットしても明後日の方向(Vゾーンの位置から見て)に飛ばすわの役立たず。
どうであろう、思い出さないであろうか、あのドイツワールドカップ日本対クロアチア戦におけるFW柳沢敦の後はボールに合わせてゴールに押し込むだけのあのシーンを。
こともあろうか、氏は右から来た玉を右足のアウトサイドに引っかけて、上げられたスピードの早いグランダーのパスと同じようなコースに打ち返したのである。これには私もずっこけた。画面の前でもんどり打って「バカかよ!」と叫ばずにいられなかった。
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