パチンコファンのハートを盗んだ「救世主」……業界を代表するヒット作『ルパン三世』初代を特集!!
京楽の『柔キッズ』『ルナ』『めぐみ工務店』、豊丸の『ブリバリ原始人』、マルホン『セクシーショット』、ダイドー『フィーバー安全運ちゃん』『パンチアウト』、三洋『ガリ勉君』、銀座『寿司大王』、サミー『UFOキャッチャー』、大一『いれてなんば』、SANKYO『フィーバー空手OH!』など枚挙にいとまがない。
なので、世間的には5回リミッターでパチンコ面白くないといった風潮であったが、私はこの時短現金機を中心に人生でも1、2を争うほどパチンコを打ち倒した時期で、「パチンコおもしれー」とバイブスぶち上げしていたのである。
そんな1998年は、和歌山毒カレー事件やサッカーワールドカップ日本初出場、戦後最悪の経済状況による就職超氷河期などのトピックがあったが、パチンコ界では年末に登場した救世主『CRルパン三世』がパチンコファンのハートを盗んでいったのだった。
(文=大森町男)