パチンコ「体制は盤石!?」のヒットシリーズ！ 熱狂的ファンを持つ「強カワ」コンテンツ!!【パチンコ初代特集】

　平和の最強オリジナルコンテンツ『戦国乙女』シリーズから、最新作『戦国乙女5』の甘デジバージョンが3/16から全国導入された。

　おなじみの演出をパッケージしながら、継続率約74.8％の高ループ連チャンモードを楽しめる仕様となっている。もちろん、打-WINによるカスタム機能も搭載されているので、コアなファンは本機の世界にどっぷり浸かれるのである。

　この『戦国乙女』シリーズほどコアなファンを取り込むことに成功したパチンコ機はないのではないだろうか。パチンコオリジナルコンテンツとしてホールに登場して以来、じっくりと確実に熱心な支持者を増やしていったのである。

　パチンコにおける、いわゆる「萌え」文化の発火点であり、導火線であり、起爆剤として『戦国乙女』は機能したのである。つまり萌えパチンコのダイナマイトといえよう。

　本家ダイナマイトは発明者であるノーベルの思惑をかけ離れ、人間を殺傷する武器として莫大な利益を生んだが、パチンコの萌えは正しく時代や世代に継承され、ひとつのジャンルとして確固たる地位を築くことができた。

　では、なぜ『戦国乙女』は萌えの伝道者として成功することができたのであろうか。それはやはりパチンコとしての完成度が高かったからにほかならない。

　本シリーズの象徴となる演出「萌えカットイン」に代表される2D演出と迫力ある3Dアニメーションを組み合わせた多彩なデジタルアクション。

　8人のキャラ図柄それぞれに対応したリーチ演出など、世界観とパチンコにマッチしたストーリー性。2R確変から突入し、城門突破やバトルによって大当りを勝ち取る「合戦モード」など、ツボを押さえた仕上がりとなっている。

　他方、ディテールにもこだわりをみせ、戦国武将の魂を受け継いだ8人の乙女が伝説の秘宝をめぐり争いを繰り広げる個性的なシナリオや豪華声優陣によるキャラクターボイス、演出を盛り上げるオリジナル楽曲など、そっち方面のファンにも訴求するクオリティである。

　その完成度ゆえに、パチンコのオリジナルコンテンツであった『戦国乙女』はタイアップ作品としてマンガ化・アニメ化という通常と逆のルートを発生させた。これは特筆すべき事案であり、同コンテンツの人気の高さを示す確固たる裏付けでもある。