パチンコ店「休業」の現状…気になる「維持費」を「公開」‼
動画によれば、人件費が80万円、水道光熱費が15万円、機械代が60万円、管理費5万円、福利厚生費が35万円、その他費用が10万円、計205万円の内訳であった。
地代家賃に関しては土地所有者と交渉のため未公開。遊技機のリース代は後ろ倒しの要望が通り0円となっている。
休業であっても機械代が発生する理由には「ローン」で購入している遊技機が存在することが挙げられていた。
注意しておきたい点は、同ホールが182台の規模である点だ。都内大型店舗であれば地代家賃に莫大な費用が発生し、規模が大きいほど、先述した費用が増大してしまう。
政府による企業向けの助成金も存在するが、支給には至っておらず、これらの費用は負担せざるを得ない現状のようだ。
当然、これはパチンコ店だけの問題ではなく、休業を余儀なくされる企業全てが抱える共通の課題である。いま、全ての業種が「正念場」といえるかもしれない。