パチンコ2010年代を「象徴」する名作。現代「羽根物界の中心地」…「煌びやかな」役物の世界


 上段ステージとなる「てっぺん」は中段と同じ仕掛けが施されていて、ここで7Rか16Rかのラウンド抽選が展開されるのである。

 つまり、ラウンド抽選にも役物を使用したのである。そのうえ大掛かりなギミックとクルーンやホースケ的回転体によって味わえる刹那感が備わっているので、大当りのカタルシスを二度にわたって体験できるようになっているのである。

 2010年代を「象徴」する羽根物タワーは下界を望む摩天楼であり、世間を見渡す展望台であり、盤石の天守閣なのである。

(文=大森町男)

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