パチンコ「強烈な潜確ループ」は極限出玉!?「変則スペック」が生んだ「怪物マシン」!!
文＝大森町男
メーターが0になり「ハンティングラッシュ」が終了すると「ドラキュラの間」に移行。再度発生するドラキュラとの戦いに勝利すれば「ハンティングラッシュ」再突入となる。
ただ、「ドラキュラの間」で敗北してもまだ連チャンモード引き戻しのチャンスは続く。「ドラキュラの間」敗北後に訪れる「ドラキュラバトルリベンジ」の復讐戦に勝利すれば「ハンティングラッシュ」突入が約束されるのである。
このように一風変わったゲーム性は、潜確も用いた特殊な確変システムと10回のリミッターによって生み出されたのである。本機のメインスペックは大当り確率が1/24.73と非常に当りやすくなっているが、確変ではそのほとんどが潜確となるように設計されている。また、確変突入率が100％なので、初当りからつながる大当りに関して、ほぼ確変が潜る状態になるのである。
ここで周知抽選の話を思い出してほしい。だいたい200回転ごとに「ドラキュラバトル」に入ると説明したが、これは大当り確率×10回、つまりリミッター到達を意味するのである。さらに、本機は確変状態より通常状態のほうがラッシュに突入しやすくなっている（約1/3）ので、時短となるこのモードは大チャンスなのである。
その意味でいえば、大当り1回目も同様にアツいし、ハンティングラッシュ終了後に突入する時短も激アツとなる。一方、大当り1回目と同じ状態になる「ドラキュラリベンジ」も見逃せないモードで、ここでラッシュに突入しなければ、通常時と確変中の大当り確率に差がない上に大当りの97％が潜確となるのでヤメ時となる。
大ハマリか大連チャンか、危険な香りのするハンターであった。
（文＝大森町男）