パチンコホール「倒産件数」は前年比「2倍」…新型コロナウイルスの影響大
パチンコ業界は出玉規制や「改正健康増進法」の施行による分煙化で、ただでさえ経営状況が悪化している。そんな中での新型コロナウイルスによる休業要請は、言うまでもなく大打撃である。
政府は政府系金融機関や信用保証協会の融資や保証の対象をパチンコホールにも広げ、警察庁は高射幸機を除いた「旧規則機」の経過措置を「3年」から最大「4年」に延長した。
「廃業や倒産が一時的に抑制されるのでは?」と関係者内でも声が聞こえるものの、営業再開後、多くのホールが集客に苦しんでいるのが現状である。中小企業などは、ここからが正念場。いち早い新型コロナウイルスの終息と、企業の踏ん張りに期待したいところだ。