パチンコ店「強盗」「ストーカー」など苦悩が一杯…「警察沙汰」の“極悪”トラブルへの対策とは

 2021年1月3日。新年早々に大分県パチンコ店で高校生など少年6人による現金強盗事件が発生。ユーザーのみならず多くの人々へ衝撃を与えました。

 ホールでは毎日、多額の現金がサンドへ投入されます。今回の事件では閉店後に現金300万円と従業員の財布が奪われたようですが、大型の繁盛店では1日に1000万円クラスを売り上げる場合もあるでしょう。

 私が働いていたホールの中には地域で有数の繁盛店も含まれており、遅番で出勤した際は閉店後の防犯対策に気を使っておりました。

「最後にスタッフ全員がまとまって退勤する」「夜間は一人で店外作業をしない」など、万が一に備えていたため、強盗の被害に遭った事はなかったのですが…。

 知人のホール店員の勤め先では実際に強盗事件が発生したそうで、その際も今回のケースと同じ閉店後を狙われたと聞いております。

 幸い怪我人などはいなかったようですが…。現場では警察による捜査が行われ、情報提供や現場検証などの対応に追われて大変な状況となったようです。

 知人のホールでは、この日を境にスタンガンと防弾チョッキ、更には防犯ブザーを装備して夜間の業務を行っているとの事。どこまで効果があるか分かりませんが、防犯対策をしっかり行っていれば強盗被害に遭うリスクは大幅に軽減できるでしょう。

 また、気を付けなければならないのは強盗だけではございません。これはパチンコ店に限った事ではありませんが、女性スタッフを狙ったストーカー被害やセクハラ行為なども細心の注意が必要です。

 昨年の12月。パチンコ店の常連客が元ホール店員の女性へ数カ月にも及ぶストーカー行為を繰り返した疑いで逮捕された事件がありました。

 私の勤めていたホールでも、セクハラ・盗撮の被害に遭った女性スタッフが存在。しかもそれは1度や2度ではございません。

 遊技台のトラブルを対応する際に前かがみとなる女性スタッフの背後へ回り込み、スカートあたりへカメラを近づける。「仕事終わるまで待ってるからご飯行こうよ」「連絡先教えて」と執拗にプライベートに関する事を強要するなど様々です。

 この場合は迷惑客としてホールへの出入りを禁止するか、度が過ぎる行為であれば警察へ通報。適切な処置を施してもらいます。

 中には精神的に追い詰められて退職を決断するスタッフもおりました。こういった行為は女性にとって途轍もない脅威。特にストーカー行為に関しては命の危険すら感じる事でしょう。

 エンターテインメント施設として人々に娯楽を提供するパチンコ店。その裏側では、自分の欲求を満たすために犯罪に手を染める不届き者の存在も。その餌食とされてしまう事がございます。

 このような悲しい事件が起きずに、明るい話題が飛び交うパチンコ業界となってほしい。元ホール店員として、そう強く願うばかりです。

(文=ミリオン銀次)

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