パチンコ店へ「行くのは減った」が多数!? ファンの「意見や考え」をまとめた調査報告を発表
一般社団法人日本遊技関連事業協会はこのほど、同協会の広報調査委員会が毎年実施する「パチンコ・パチスロファンアンケート2020」の調査報告書を発表した(協力:日本電動式遊技機工業協同組合、日本遊技機工業組合回胴部会)。
アンケートは年1回、来店客の実態の把握や遊技機、ホール、その他遊技環境等に対する要望や満足度の変化を調査・分析し、遊技業界の発展に寄与する知見の蓄積を目指すことが目的。例年は同協会と共同実施団体の加盟企業ホールの協力のもと来店客に直接対面して調査を行っているが、今年は接触の機会削減のため、スマートフォンやタブレットから回答できるWEB方式を利用した。
調査期間は2020年11月11日~12月16日。協力企業及び協力ホールは21社、154ホールで、回収サンプル数は2,770人とのことだ。
この調査結果によると、1年以上のパチンコ・パチスロの中断経験率は36.2%で、「自由になるお金が減ったから」「自分自身を取り巻く環境が変わったから」といった外的要因が44.6%。中断理由に性年代で大きな傾向差はなかったものの、再開理由については、男性20代以下は「他の人に誘われたから」「好きなキャラクターがパチンコ・パチスロになったから」が他の層よりも高かった。
パチンコ・パチスロの継続意向には、「継続意向あり」との回答が59.0%。「店員の対応、態度がよいから」「パチンコ・パチスロに使えるお金があるから」が主な要因で、男性40代以下の層、女性30代以下の層については、「遊びたい機種が置いてあるから、多いから」「機種が面白いから」など機種の好みに依る傾向が見られた。
ちなみに、1日あたりの利用金額は「1万円~3万円未満」が39.2%で最も高かった。
パチンコ・パチスロの評価に関しては、現行のパチンコ機・パチスロ機共に「あまり連チャンしない」「大当たりしにくい」「大当り時の出玉が多く期待できない」といった不満の声が多数。「音がうるさい」「長時間遊べない」といった回答も目立った。
将来、パチンコ店にあったら便利だと思う施設・サービスでは、「キャッシュレスで遊技できるシステム」が26.5%と最も多い数値。一方、女性30~40代では「インターネットショップを利用できる景品交換システム」との回答が上位にあがった。
ホールの分煙化による来店頻度に関しては、禁煙になる前と「変わらない」が75.2%。ただし、アンケート回答者の5割以上を占めた喫煙者(主に加熱式を含む)に限ると、「変わらない」は65.4%に減少した。また、ホール分煙化による遊技時間についても頻度と同じく「変わらない」との回答が多数を占めた。
ホールへ行く頻度の前年比較では、「前年より増えた」が11.6%なのに対して、「前年より減った」が33.5%。主な減った理由として「新型コロナウイルスの感染が怖いから」「勝てなくなったから」などがあがった。
コロナ禍でホールが休業要請に協力したことには、「評価する」「まぁ評価する」が73.5%。感染拡大予防ガイドラインに対する安心度合いについては、58.6%が「安心である」「やや安心である」と答えた。
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