パチンコ店「本当に“ゾッと”する」珍事!? 壮絶な「修羅場」を目の当たりにする事も…
パチンコ業界歴約30年という経歴を持つ「電撃しらっち」です。
今回はパチンコ店で実際に遭遇した「珍エピソード」を、オムニバス形式でさせて頂きたいと思います。
最近のパチンコ店というのは、朝イチの開店時もお店側が抽選券や整理券配布などでしっかりと管理しており混乱が起きるような事態は少ないと思います。
しかし、昔のパチンコ店では多少の混乱など日常茶飯事で、時には大変な修羅場を目の当たりにする事も少なくありませんでした。
中でも複数回見かけたのが出入口の扉が壊れる、ガラスが割れる等の出来事。お客さんを出入口一ヶ所に無造作に並ばせているので、充分に起こり得たと思います。多いときでは数百人が入場開始と共に「我先に!」となだれ込む訳ですから。
今のように10人ずつ区切って「走らないでください」とかやっている店はほとんど無かったですからね。パチンコ店の入場時間はいつでも“戦場“でした。群衆の圧に押されて扉のサイド部分に押し込まれたり、ガラス扉が割れてケガする人も居ましたね。その後どうなったかは全く知りませんが。
次が「ほふく前進」で踏まれて行く人。
新装開店の数日間のみ、開店と同時にシャッターが開き、そこから入場させるという店があったのですが、その最前列の人たちは後続の人たちから踏まれる可能性が高いんですね(笑)。
それでケガをしたのは何を隠そう「私」です…。今となっては笑い話で大したケガでもなかったですが、信じられないような本当の話です。
そして最後になりますが、この今日3つ目のお話はかなりトラウマになるような怖さでした。
そのお店は地下&1階パチンコ、2階のパチスロコーナーには螺旋階段で登っていくようになっていました。ある日の新装開店。話題の機種導入という事もあり多くの開店待ち客が待機していたのですが…。
本来は外で並ぶようになっていましたが、その日は雪が降っていたこともあり螺旋階段までお客さんを招き入れ待機してもらう事に。螺旋階段には少なく見積もっても100人ほどのお客さんが団子状態になっていました。
私はほぼ最後尾だったのですが、何やらモメているようなやり取りが聞こえてきます。「お前、俺より後ろだったろうが!」「知るか、俺の方が前にいたろうが!」こんな感じです。何かもみ合いになっているようでしたが…。
その時!悲劇が起こります。
お客さんの何人かが螺旋階段から転落してしまったのです。それからスグに警察と救急車が。とりあえず、2階から1階への転落だったので大事には至らなかったようですけど…。
その瞬間を見た私には本当に“ゾッと”するような出来事でした。あの光景は死ぬまで忘れられないでしょうね。
(文=電撃しらっち)
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