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パチスロ営業で「利益は厳しい」!? 余暇進が令和3年度3月度の部会を開催

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 一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進)は3月9日、令和3年3月度の部会・理事会を開催。その内容を公式HP上で公表した。

 新型コロナウイルス感染症対策のために全面Web方式(Zoom)で行われた部会では、ダイコク電機株式会社DK-SIS室長の片瀬宏之氏が講話。余暇進に新規入会した企業の中から株式会社ワンダーランドと株式会社メディアミックスの2社による挨拶と、企業概要や事業内容についてのプレゼンテーションが行われた。

「New Normal+ 軌跡が照らす明日への扉」との演題の片瀬氏の講話では冒頭、同社の栢森雅勝会長から「本日は業界動向を示しつつ、ホール営業にとって必要なテーマを紹介したい」と挨拶。

 片瀬氏からは、同社のパチンコホール向け会員制情報提供サービス「DK-SIS」より最新の業界動向と遊技機の活用に関しての話があった。

 この1年は新型コロナウイルス感染症の蔓延により、一段と集客に苦戦する状況に陥った。旧規則機から新規則機への入替えを進めなければならないといった過渡期にも入り、特にパチスロの業績変化が大きかったとして、新旧遊技機の交換に際して各店舗がどんな取り組みを行ったかに着目し、結果の業績変化を紹介した。

 その上で、パチンコの業績を如何に向上させていくべきなのか、データ管理上の要点を示しながら解説。「パチスロ営業に投資しても、現状では利益を生み出すことが難しい」と多くのホールがパチンコよりもパチスロ営業に注力を続けていることに対して警鐘を鳴らし、営業注力をパチンコへシフトするのが早ければ早いほど「業績向上の効果が大きくなる」と示した。

 会員プレゼンテーションでは、遊技機の販売事業を中心に「安全性・スピード・シンプル・スムーズ」をモットーとしてパチンコホールのトータルサポートを行っている株式会社ワンダーランドの村上和彦社長から新規入会の挨拶。

 同社取扱製品の中から一風変わったモノとして「王様の玉手箱」(千円自販機)を紹介し、近年、パチンコホールでも自動販売機の設置が進む中、アイキャッチにも優れた本製品の魅力を伝えた。

 また、遊技機入替え作業の請負から入替え作業の内製化に関する支援やシマ関連、セキュリティ関連、清掃関連の事業などを展開する株式会社メディアミックの高橋和裕社長も新規入会の挨拶を行い、事業内容をまとめたアニメーションを上映した。

 片瀬氏の講話は、「6号機へとシフトチェンジしたパチスロの低迷を指摘している」…とも捉えられる。今後、パチスロを縮小して好調なパチンコを拡大するホールが増えるのか。ファンとしても注目したいところだ。

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