パチンコ「伝説シリーズ」初代は「保留玉連チャン」が魅力! 28年間愛され続けた“大物”がいよいよ登場!!
パチンコアイドルキャラクターの先駆けともいえる、SANKYOの「夢夢(むむ)ちゃん」。同社マシンにおける「大当り濃厚」のプレミアムキャラとしても活躍する、その夢夢ちゃんの初登場は1992年のことであった。
同社初のカラー液晶モニター搭載デジパチとしてデビューした、『フィーバーパワフルⅢ』。大当り確率は240分の1、大当り時の出玉は約2,400個で、9分割されたマスの縦・横・斜めのいずれかに7が揃うか、全マスにフルーツが停止(オールフルーツ)すれば大当りが約束される。
大当り後は、保留玉2個目~4個目での大当り確率が16分の1まで大幅アップするのが大きな特徴。連チャン後は保留玉1個目から同確率で抽選されるため、連チャン期待度がさらに高まる仕組みだ。
余談だが、9マス全てに7が停止する確率は約49億分の1との噂。あまりにも激低確率なことから、これを引き当てた遊技客には車をプレゼントするといった仰天イベントを催すホールもあったほどだ。
そんな当機で、元気いっぱいな姿を見せてくれたのが夢夢ちゃんである。彼女は、フルーツや7を食べるとOL姿から強くて可愛らしいキャラへと変身。大当り時には「ラッキーチャチャチャ、フィーバー!」と遊技客を祝福してくれる。
このように、遊技機からボイスが発生するのは当機が初であり、大当り時のみならずデモ画面中にも喋ることから周囲を驚かせてしまうことも。こういった非常に珍しい要素も手伝って、4種類のセル(盤面)が登場するほどの大ヒットを記録した。
ちなみに夢夢という名前は、当時30周年を迎えた同社が「夢・30」というキャッチフレーズを揚げていたことから、「夢を繰り返す」「夢を与える」との意味合いで考案されたとされている。
そんな夢夢ちゃんとフィーバーパワフルの誕生から28年、同シリーズが定番コンテンツのひとつとしてファンに長く愛され続けたことは周知の通りであり、同社はこのほど、そんな節目を自ら祝うかのようにシリーズ最新タイトル『Pフィーバーパワフル』(製造:ジェイビー)の発売を発表した。導入は5月を予定しているという。
リリース情報によると、当機はこれまでのシンプルな9ライン演出を継承すると共に、シリーズ初の遊タイムや新モードを搭載。大幅にパワーアップした、シリーズ最高の仕上がりとのことだ。
過去シリーズの多くは老若男女を問わず楽しめるゲーム性だっただけに、その詳細が気になるところ。当サイトでも分かり次第、お伝えしよう。
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