パチンコ業界で『北斗の拳』を上回る大記録!? 発展に大きく貢献した「現代〇〇〇の完成形」へ迫る!!
目下絶好調の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版 :||』。
公開から2ヶ月が経った5月半ばの時点で興収は85億円、動員数は550万人を突破したとの事です。
この『新世紀エヴァンゲリオン』を、パチンコ業界抜きにして語る事は決してできないでしょう。これまでにリリースされたパチンコ、パチスロの機種数は50以上。
タイアップ物としては「北斗の拳シリーズ」が最多と思っていたのですが、北斗よりも10機種ほど多かったのがこの「エヴァ」。総数としてはおそらく最多なのでは?
今さら…な「エヴァ」ネタかも知れませんが、本作品は1995年に放送されたアニメで、国内では勿論の事、海外でも非常に有名で日本を代表するアニメのひとつとして知られています。
関連商品なども軒並みヒットするなど、商業的にも大ヒットした作品でした。
当時リアルタイムでは観てない作品でアニメにも詳しくない私でしたが、周囲では何かと耳にする事の多い作品で「アニメ界に革命を起こした」とまで言われる作品です。
このエヴァが初めてパチンコとして登場したのはアニメ放送終了から8年後の2004年、ビスティ『CR新世紀エヴァンゲリオン』ですがこれをきっかけにブームが再燃。パチンコ、パチスロから原作の大ファンになったという方も非常に多いと思われます。
パチンコ業界と共に更に大きく成長し、飛躍したコンテンツと言っても過言ではないでしょう。
前述したパチンコ版初代エヴァのヒットもインパクトに残るものでした。
10万台以上の大ヒットとなった要因は様々ですが、特に印象的だったのがエヴァシリーズの代名詞とも言える『暴走モード』ではないでしょうか。
『暴走モード』=突確(当時でいう突然確変)。
この突然確変を初めて搭載したのは平和の某機種ですが、これを実に上手く演出に取り入れたのがこのエヴァでした。
突確は実質ほぼ出玉なしの確率変動大当りなので、決して得をしている訳ではありません。しかし、暴走モードに入ると「何故か得した気持ちになる」のは不思議でした。
その翌年にリリースされたパチスロ『新世紀エヴァンゲリオン』。
青が基調の『シンジ』パネル、赤『アスカ』、黄『レイ』パネルの3種類を販売したのも、原作と重なり非常に上手だったと思います。
2004年代~2010年頃までのエヴァシリーズは出せば軒並み大ヒットしていたような感じでした。その後も立て続けに続編をリリースしていき、現在も20機種近くが現役で稼働中という正にバケモノ的な作品なのですね。
そもそも「パチンコ化してはどうか?」と考えたのもエヴァを生み出した「庵野秀明」氏自身と言われているから驚きです。あれ程の人物ですから「ここまでが計算済み?」とさえ思ってしまいます。
本文では作品の内容そのものについては一切触れていませんが、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』、劇場版も含めて、一度ご覧になってはいかがでしょうか?
某メーカーではアニメ系機種の新機種販売が決まった際には、その作品を社員全員が観る決まりがあるのだとか。
「それくらいじゃないと機種の魅力を伝えきる事が出来ないのかも?」と思うと、それも納得してしまいますね。
とりあえず本当にオススメです!是非!!
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注いでいる。
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