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パチンコ業界が大注目! ホール企業最大手が“コロナ対策”で新制度を策定

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 新型コロナウイルス感染症拡大による働き方への見直しは、パチンコ業界でも積極的に行われている。

 パチンコホールチェーン最大手のダイナムは、2021年5月12日より新型コロナウイルス感染症の感染予防及び健康増進施策のひとつとして、本部社員を対象に新たな自転車通勤制度を策定。その旨を公式HP上で公表した。

 同社は、「信頼と夢を育む百年の挑戦」という企業理念に基づき、信頼で結ばれた人々や組織が夢の実現に向けてエネルギーを結集し、永続的に成長するという理念の循環を創り出すために、絶え間なく挑み続けることを目標としている。

 2018年4月には、その健康経営の理念やありかたをまとめた「健康経営宣言」を制定し、従業員が健康に対する意識を高め、心身共に健康でゆとりのある暮らしを営み、働くことができる労働環境の整備に取り組んでいる。

 その一環として、同年5月には子育て中・家族の介護中・傷病を抱える正社員の働きやすさを後押しするため、使いやすい柔軟な短時間勤務が可能となる「短時間勤務制度」を拡大。同年6月には計画付与年休を拡大し、健康状態を確認することを目的に取得可能な「健康サポート休暇」を導入した。

 また、2020年4月には有給休暇の活用方法に幅を持たせ、仕事と生活の調和を図るために「時間単位取得制度」を実施。2021年2月にはグループ従業員約1万6千人を対象に全事業所(店舗、本社、物流センター、研修所)での「就業時間内禁煙」を開始し、医師による無料の「オンライン禁煙サポート」、禁煙成功者に上限10,000円の補助金を支給する「卒煙チャレンジ」などの禁煙サポートも行っている。

 新制度の目的は、自転車通勤を推奨することで、心身の健康増進に繋げると共に、混雑時における公共交通機関の利用を避け、新型コロナウイルスへの感染リスクを低減すること。

 自転車で出勤した場合も公共交通機関利用時と同額の手当てを支給し、駐車場は自社保有スペースの無料での利用が、雨天時は公共交通機関への切り替えでの通勤が可能だそうだ。

 業界のリーディングカンパニーである同社の動きは、常に各方面より注目されている。今後、このような制度を取り入れるホール企業が増えてくるのではなかろうか。

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