パチンコ店【覆面○○との遭遇】…「潰すつもりで出しちゃって」発言など震える恐怖体験!?「大当り消滅」「1万5000枚の大崩壊」など衝撃のエピソード
・【痛恨の失態で大当り消滅!?】
パチンコ台には遊技の公平性を保つために様々なセキュリティ機能が備わっております。主にゴトなどの不正行為を防ぐために存在しているわけですが、私はこのセキュリティ機能を自ら作動させてしまった経験が…。
ある日、慌てふためいた様子のお客様からトラブル対応の呼び出しを受けました。現場へ駆け寄ってみると、その台は大当り中。アタッカーまでに至る盤面ルートをブドウ状となった玉が邪魔して、ラウンドを消化できない状態だったのです。
対象の台は、初当りを引ければ大量出玉が獲得可能な「アナログ機」。アタッカーに玉が入らずにパンクしてしまえば、大幅に出玉がロスすることに繋がります。だからこそ急いで扉を開いてブドウを崩したのですが…。
対応を急ぐあまり、勢いよく扉を閉めてしまったのです。それによって「振動検知エラー」を作動させてしまい、けたたましい警告音がホールへ鳴り響いたのでした。
このエラー自体はすぐに解除できたので、ホッとしたのも束の間。「あれ?通常時に戻っているよ?」と、お客様から指摘されたのです。
私は全身から血の気が引くような感覚に陥りました…。なぜならば、さっきまでの「大当り」が完全に消滅していたからです。
おそらく、台側が振動を検知したことにより「不正な大当り」と認識してしまったのでしょう。痛恨の失態…「どうしよう」という気持ちで一杯となり、思考回路は完全に停止。何も考えずに、ただひたすらお客様へ謝罪の言葉を繰り返していた記憶がございます。
この時ばかりは、かつてないほどの冷や汗が流れ出ていました。私の手によって「大当りが消滅した」という事実を把握したお客様は、顔を真っ赤にして「これどうなんの?補償してくれるんだよね?」と問い詰めてきたのです。
私はすぐにホール責任者へ報告。本件は完全にホール側(私)のミスで起きたトラブルなので、出玉を補償することになったのでした。
お客様にも、それで納得していただけたので事なきを得ました。思い出すだけでヒヤっとする失敗談でございます。
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