甘デジ新台「大当り×2回」の激熱ループが幸せを運ぶ!?
このフィーバーは『冬ソナ』というひとつのパチンコブランドを確立させ、シリーズ機が第5弾まで展開される人気タイトルとして認識されている。いうまでもなくパチンコとしての面白さ、完成度の高さがあるからこそ成立しており、世間的には韓流ブームが落ち着きをみせている時期でも本機の人気が衰えることはなかったのである。
パチンコ的な特徴でいえば、演出面の秀逸さとともに次回ループで大当りすればしっかりした出玉を獲得できる安定性を挙げられるだろう。シリーズをとおして「王道スペック」を貫くブレない姿勢に好感を持つファンもいるにちがいない。
これはシリーズ機が登場するたびにリリースされる甘デジバージョンも同様で、甘デジのジャンルにおいても『冬ソナ』タイトルは高い人気を保持し、確かな存在感を示している。
そんな歴史のなかで投入されたシリーズ最新作『ぱちんこ 冬のソナタ SWEET W HAPPY Version』は次回ループを進化させたスペックを搭載し、ファンに少なからぬ驚きを与えることとなった。
そのシステムとは「2回ループ」である。金や赤の図柄、いわゆる確変図柄=チュンサン図柄で大当りすると「W HAPPY TIME」に突入し、以後2回の大当りが約束される。
確変中に再びチュンサン図柄で大当りすればさらに2回の大当りで確変がループ。チュンサン図柄獲得の割合は35%だが、2回の試行で引き当てられる確率は80%を超える。
さらに金の7図柄なら最大出玉となる10ラウンド約1000発の大当り。振り分けも8%と甘デジでは高めの比率となっている。
「W HAPPY TIME」突入時の平均連チャンは約6連チャンで、期待出玉は2500発以上という試算もある。高規格の出玉性能でユジンとチュンサンの二人と、そしてファンにも幸せを運んでくれる連チャンシステムとなっているのである。
また、通常大当りを引いた際に移行する時短は基本30回転となるが、一部では100回・298回と長い電サポ回数のフラグが仕込まれており、時短引き戻しによる連チャンにも期待できるようになっている。
ほかにも、通常確率で299回転消化すると発動する遊タイムも搭載。遊タイム突入時は370回転の電サポが付与され、97.6%という破格の確率で大当りを獲得することができる。
ちなみに、通常大当りから298回転の時短を引いた場合は、1回転を跨いでただちに遊タイム発動となる。
このように高い出玉性能を搭載し、時代感に合わせたスペックの変更でブームをスタンダードにするマシンなのである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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