甘デジ「超光速90％RUSH」で10万発へ前進!? 初当り鬼ヒキからまさかの展開が…

　甘デジ50機種を設置しているF店での戦い「シーズン6」を1万8000発のプラスで終え、次の店舗に舞台を移す。ここまでのトータル収支は6店舗で＋5418発。このペースだと10万発を達成するにはあと100店舗以上の実戦が必要となる。

　たぶんこのシーズン7で今年が終わるようなスケジュールになるだろうから、今シーズンでできるだけ上積みしておきたいし、しなければ「沼」。ここはひとつ踏ん張りどころとムチを入れて光の速さで明日へダッシュである。

　さてシーズンの初手。勢いをつけるためにもガツンと連チャンさせたいところ。勢いといえば「旬」。パワーのある新台で大量出玉を狙おうと選んだ機種は『ぱちんこ ウルトラ6兄弟 Light Version』。継続率約90％の「超光速RUSH」でウルトラ連チャンである。

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　打ちはじめてから48回転目。演出カスタムの影響もあるが、そこまでほとんどアツい演出が発生せずに時間がかかるかとちょっと不安になった矢先に突如「プププ」とハンドルを握る手のひらに空気が発射された。変動開始直後のサプライズ告知に腰が浮く。

　京楽のAir-Vibは本当にすばらしい最高の機能である。逆にこれが発生しないと絶対に当らないんじゃないかと囚人のジレンマに陥ることもままあるが、現代パチンコ最高峰の演出である。

　もうこれでもかと激アツ演出が山盛りになって当ったので「台に元気がある」とオカルト大先生のような感情が湧き上がり、時短突破に期待するも40回転でかかったリーチはなんと0。可能性すら与えてくれない無慈悲な展開である。

　まあシーズンも始まったばかりなので気持ちを切り替えて次に向かおうと台移動。再び突破型を選んで2単発になるのは避けたい気持ちと、だいたい50％の固定観念から次は突破できるかもという期待がそれこそ1/2で揺れ動く。

　そんな心持ちのなかで甘デジコーナーを物色していると『ぱちんこ 新・必殺仕置人 TURBO』が目にとまった。直感が体を貫き、こいつに決めたと石立鉄男ばりの決断を下したのである。

　この山勘が本物かどうかで勝負の行方が左右されるのだが、開始からわずか18回転でまたしてもAir-Vibが発動。「問答無用」の大当りである。

　それにしても京楽のカスタムは捗ることこのうえない。好き嫌いがあるところだが、「先読みチャンス」「赤激熱」「金灼熱」「虎タイマー灼熱」とメリハリ仕様にすれば、激アツ演出に更なる期待を持って楽しめる。特に「先読みチャンス」は保留変化でアツくなれるので、どの機種にも搭載してほしいマスト機能ではないだろうか。

　直感が導いた最高の展開になるとテンションぶち上がりになったのだが、これまた時短突破ならず。この感じなら全然いけそうな空気感があったのに、現実は厳しいものである。

【G店】
・今回のトータル出玉　－237発（シーズン総収支　－237発）
・実戦機種　2台（計2台/32台）

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート（大当りさせた）台、16台/33台中・収支　－12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支　－16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支　＋3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支　＋12249発】
E店【実戦機種20台コンプリート、収支　－803発】
F店【実戦機種50台コンプリート、収支　＋18618発】

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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