甘デジ「右半分1000発×約85％ループ」など超スペックを量産…大手メーカーの激アツ機種を振り返る

　これまで数多くのヒット作を輩出してきた大手メーカー京楽産業.。今年も数多くの新台をホールへ送り出したわけだが、その中でも魅力的なスペックが目立っていたのは甘デジ機種であろう。

　昨年も「約80％継続×50％1000発」という激アツSTを搭載した『ぱちんこ新・必殺仕置人 TURBO』や、「次回大当り濃厚×1000発出玉」がループする「アルティメットRUSH」搭載の『ぱちんこ 劇場版魔法少女まどか☆マギカ キュゥべえver.』など、遊びやすくも力強い出玉性能を有する機種を手掛けていたのは記憶に新しい。

　そんな同社が、2021年にどのようなハイスペック甘デジをリリースしてきたのか。改めて振り返ってみようと思う。

・「100連クラス」も射程圏内…大連チャンでファンを魅了!!

　京楽産業.が今年リリースした甘デジ『ぱちんこ AKB48 桜 LIGHT ver.』は、高い連チャン性能を武器に活躍していた印象だ。

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　大当り確率約1/99.9の甘デジタイプ。初当り時はチャレンジボーナスとなり、ラウンド消化中にルーレットチャレンジ演出成功でRUSH「満開モード」に突入する。ヘソからのRUSH突入率は50％だ。

　このRUSHは「時短1回」で展開。右打ち中の「大当り+小当り」合算確率は約1/1.08と極めて軽く、継続率「約93％」という強力な連チャン性を実現している。怒涛の大当りを堪能できる仕上がりだ。

　更にRUSH中は「3カウント」で次の大当りが告知される。超高速消化と即連によって、甘デジ最高峰の爽快感を味わえるだろう。実際にホールでは「100連」を超える大連チャンも報告されている。甘デジながら「一撃2万発」も射程に収めたRUSH性能は、多くのユーザーを魅了したことだろう。

　また、本機には遊タイムが搭載されており、大当り間299回転消化で「時短370回」の「満開モード」へ突入。「RUSH突入+大当り」が濃厚のため、非常に強力な恩恵となっている。

　演出面に関しては、京楽産業.お馴染みの「実機カスタマイズ」を搭載。「P-フラッシュ」や「Air-vib」などの一発告知演出や、「ゼブラ柄」「超絶カットイン」といった激アツ演出のバランスを好みに合わせて変更可能だ。

・「右半分1000発×約85％ループ」の最強RUSH搭載マシン!!

　京楽産業.がリリースした今年の甘デジの中でも、特にRUSH性能が強力だったのは『ぱちんこ 仮面ライダー GO-ON LIGHT』ではないだろうか。

　初当り後は全て「ショッカー殲滅RUSH」へと突入する仕様。基本的には「時短120回」の間に約1/99.9の大当りを射止める事で、連チャンを伸ばしていくゲーム性だ。ここでの継続率は約70％と高い連チャン性能となっている。

　ただ、本機のRUSHはこれだけではない。一定の条件を満たした場合に、連チャン＆出玉性能が更にパワーアップするという特徴があるのだ。

　この一定の条件とは、RUSH中に電サポ振り分けの5％にあたる「10R+ST120回」を射止めた場合を指す。その後は「強チャッカー」が発動する特殊な電サポモードへと突入。ここでは10R比率が50％へと跳ね上がり、継続率も約85％にパワーアップするのだ。

　なお、この「強チャッカー」は、一度発動すれば、連チャンが終わるまで作動し続ける模様。すなわち、「右半分1000発×約85％ループ」という最強の連チャン構成を味わえるのである。「一撃2万発」クラスの甘デジとは思えぬ出玉が報告されることも少なくない。

　また、本機には遊タイムが搭載されており、低確率状態を299回転消化後に「時短370回」が付与される。ここでの大当り期待度は約98％と極めて強力。時短120回転消化後であれば僅か179回転の消化で突入する点も非常に魅力だろう。
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　昨年に続き、今年も遊びやすさとパワー溢れる甘デジをホールに送り出していた京楽産業.。2022年はどのような新機種をリリースして楽しませてくれるのか。今から期待は高まるばかりである。