甘デジ新台「右85%10R」のパワー型vs「約94.8%継続」の連チャン特化型…激熱スペック2機種が同時に登場!!
高尾の人気シリーズ『DD北斗の拳』の最新機種が導入された。しかも2タイプ同時ということでシリーズのファンおよび甘デジファンは顔から湯気が出ているかもしれない。
まずは『P DD北斗の拳2ついでに愛をとりもどせ!!ケンシロウ99トキVer.』。名前からわかるように『ケンシロウ319ver.』の甘デジタイプで、出玉感に特徴を持つスペックとなっている。
大当り確率は1/99.9で初当り時は半分がST=RUSH突入、半分が時短となる。ただ、初回に限りRUSHはST31回転にのみ電サポが付与される形態となるので連チャン率は低め。それでも時短の引き戻し率約26.8%に比べれば約58.2%と倍以上に期待できる。
電サポ中に大当りをすれば以降はST+時短の形に昇格。時短には30回転と91回転の振り分けがあり、前者なら69.4%、後者の場合は83.3%のループ率となる。初回分も加味したトータルの継続率は約70.5%である。
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時短の振り分けは30回転が90%を占めるが右打ち中の85%が10ラウンド大当りと出玉に振ったスペックとなる。また、初当りでは必ず10ラウンド大当りなので、出玉としては約640発と少なめだが甘デジでは充分なボリューム感を味わえるようになっている。
もう1つの機種は『P DD北斗の拳2ついでに愛をとりもどせ!!ラオウ99アミVer.』で、こちらは『ラオウ199ver.』の流れを汲む連チャン性にスポットを当てたゲーム性が展開する。
『アミver.』では1種2種混合タイプを採用し、初当りのラウンド演出でケンシロウが勝利すれば連チャンモード「ビッグバンRUSH」に突入。また『トキver.』とは反対に、初回に限りRUSHは次回大当りが濃厚となる最上位モード(SUPER)からスタートする。
2回目からのRUSHは時短3回+残保留1個で展開。シンプルな演出で高速決着しながらも継続率が約94.8%と破格のループを体感できるのである(RUSH突入率は50%)。
また、どちらのタイプも通常状態を299回転消化すると発動する遊タイムが搭載されているが、V-STと1種2種混合機というシステムの違いによって受けられる恩恵にはわずかに差がある。
前者の『トキver.』は379回転の電サポが発動し、大当り割合は約97.8%。超高確率で大当りを期待できるがスルーする可能性もある。大当りすればRUSH突入で、この場合は電サポ経由なので時短も付与されるRUSHとなる。
一方の『アミver』だと128回転の時短でほぼ大当りが約束される。ただ、大当り後は通常の時短3回+残保留1個のRUSHになるので初回分が遊タイムに代替された格好である。
仕組みもゲーム性も異なる2つの『DD北斗』でついでに出玉も取り戻せ!
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。