パチンコ「役物確率が変動」する激アツ回転体! 液晶と見事に連動したダブル抽選の楽園!!

聖書はユダヤ人の神話として描かれている日本における古事記・日本書紀のような書物だが、現実の場所を指し示すような記述も認められる。たとえばエデン。人類の理想郷を意味する言葉で、パラダイスを意味する場所で旧約聖書・創世記に登場する。
「東のかた」にあるエデンの園は川が流れ出ており、そこから4つに分流している。その一本がユーフラテス川。また創世記には「エチオピア(北アフリカの古代国家)」と認識できる地名もある。
これらを踏まえ、さまざまな分析の結果、エデンの園をイラク南東部のアフワール湖沼地帯だと特定した研究も存在する。卑弥呼の邪馬台国に通ずるような歴史ロマン。知恵の実を食べて楽園を追放された人類の祖は、その知恵によって楽園に回帰したのである。
さて、私にとってのエデンの園はパチンコである。とりわけ役物を使用した物理抽選機は、羽根物の魅力によってパチンコに導かれた身からすればまさに原点回帰といえよう。
■液晶と見事に連動した物理抽選マシン!!
そんなアナログ要素が取り入れられているマシンといえば『P ROAD TO EDEN』。回転体役物によって大当り抽選される1種2種混合機で、その役物が抜群に面白い。
最大の特徴は入賞確率が変動する機能を搭載している点で、液晶当り(役物抽選チャレンジ)で1/5から5/5までのV確率が表示され、実際に役物も見た目上でその確率に変化するのである。
Vポケットが搭載された回転体には5つのポケットが存在するが、示された確率に対応するように穴がシャッターでふさがれるような仕組みとなっている。したがって2/5なら当り穴が2つになるのではなく、外れがひとつ減ることになる。
このように、V入賞率を自らの機構で変化させることができる前代未聞のゲーム性を楽しめるのだが、これはまた役物抽選とデジタル抽選を併用している1種2種混合機が逃れならない構造的な欠点を補うことに成功したという意味でも画期的なのである。
そのW抽選マシン、とくに液晶→役物の順番になる機種が根源的に持つ欠点とは役物抽選とデジタル抽選の分断である。役物は役物、デジタルはデジタルとそれぞれのカテゴリーで完結させ、新たな次のステップとして別の抽選機会に移ることになる。
つまり、連続したひとつの楽しみではなく、別々の遊びを順番に展開しているような印象となってしまい、どちらかがうまくいかないとひどく興をそがれてしまうのである。
多くの液晶+役物を搭載した権利物が役物→液晶にしているのは、この部分を解消するためで、役物突破することによって液晶が回るという2つの抽選機会の間に関連性ができるからである。
だから本機の回転体は発明であり、まさに「楽園への道」を築き上げた神役物なのである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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