甘デジ「残保留当りなら次回ループ」が!? 安心感＆出玉力を持った激アツ!!

　往年の名ゲームを集めたパチンコ『ナムココレクション』のシリーズ第2弾が導入された。甘デジ新台『PAナムココレクション2 スイートゲームver.』の収録ソフトは「マッピー」「ワギャンランド」「スカイキッド」そして「ファミリースタジアム」である。

パチンコ「爆裂フラグ3連発」のレジェンド無双!?

「ファミスタ」といえば、ピノはハーフスイングならぬクォータースイングでボールを転がすとほぼほぼセーフになるみたいなチート技があったが、「燃えろプロ野球」のバントホームランなど、野球ゲームにはこの手の技が絶えない。

　初期も初期の「ベースボール」ではピッチャーが投げる球において、打者への投球とキャッチャーへの送球に違いがないのでキャッチャーの送球はバッターが絶対に打てないことを面白がって、しつこくずっとやっていたら友だちにキレられたのも良い思い出である。

　そんなノスタルジックなコンテンツを扱っている機種であるが、中身はバリバリの最先端P機仕様。初当りで時短1回（ルーレットチャンス）＋残保留4個（ナムコチャレンジ）のチャレンジモードを突破すれば出玉増加の契機となる「ナムコフェス」に突入する。

　前作は確変突入率100％で4回リミッターを用いた小当りRUSHというかなり変則的なスペックであったが、コンテンツのボリュームゾーンを考慮した王道の1種2種混合タイプへと変化。

　連チャンモードとなる「ナムコフェス」には時短6回転と時短200回転（超ナムコフェス）の2パターンがある。前者のナムコチャレンジを含めたループ率は約55.9％だが後者は次回大当り濃厚。2つのモードを合算したトータルの継続率は約79％となっている。

■残保留で大当りすれば次回ループが約束!?

「ナムコフェス」と「超ナムコフェス」の振り分けは6：4。ただ、残保留で展開される「ナムコチャレンジ」中の大当りは必ず時短200回転が付与。残保留がアツいゲーム性である。

　このため、初当りのほとんどで突入するチャレンジモードにおいては残保留による引き戻しが多くなるので、RUSH突入時は次回大当りモードの当選が多くなる安心感を得られるような設計となる。

　安心感といえば遊タイムも搭載。通常確率を250回転消化すると200回転の電サポが発動。つまり「超ナムコフェス」と同じモードになるので、連チャンとRUSH突入が約束されるのである。

　通常ルートのRUSH突入率は約40％と低めだが、RUSH突入時の次回ループ発生の多さや遊タイムなど遊びやすさを確保。また、右打ち中の35％が最大出玉となる10ラウンド800発と出玉感も十分なスペックとなっている。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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