パチンコ「脳が焼かれる」感覚を味わえる!? 目くるめく大当りの連鎖が炸裂!!
脳を焼きたくないですか?
昨今、巷に娯楽が溢れかえり、ありとあらゆる種類の享楽にふけることが可能です。感動や涙もエンターテイメントの一部となり、望んで手に入らない感情もありません。用途や気分、TPOに応じて必要なアミューズメント・レクリエーションをその都度つまみ食いしていけばオールハッピーなのです。
「ファン離れ」が言われるパチンコですが、それはどのジャンルでも懸念されることであって、新規(若者)の数は減り続ける一方だし、1種類だけに固定して楽しむようなことなどほとんどありえないので、当然の摂理としてある程度達観したほうが良いような気がします。
いまのパチンコファンだって、いくつかある嗜みのひとつとしてパチンコがあるだけで、ヘビーなユーザーはその割合が高いだけでしょう。かくいう町男も熱心な顧客、ファンが自嘲するところの「パチンカス」であると自認していますが、では、私がパチンコを打つ理由は何か。それが冒頭の言葉です。
「脳が焼かれる」。この感覚を味わいたくてパチンコを打ち、また、この感覚を味わえるのはパチンコ以外にないと思っているのです。あ、イリーガルなものは知りませんよ。合法的な飛び方を心得よ、ってことです。パチンコは娯楽界のストロングゼロ。
続くか終わるか…スリリングな要素も重要
さて、この「脳が焼かれる」感覚。「脳汁」とか「脳が溶ける」とかと同系統だと思いますが、ただ多幸感に包まれるだけの単純な感情ではなく、そこにある種の毒というかスリルというか、そういうものが含まれているんですよね。ベイベ、ベイベ、ベイベ、ベイベ、ベイベ。
連チャンが続くのか、それともこれで終わってしまうのか。パチンコのこの部分が唯一無二性となっているんじゃないでしょうか。ギャンブルって基本1回勝負じゃないですか。公営なら1レース、カジノとかだったら1プレイ。その1回1回の繰り返し。
でも、パチンコの連チャンは、連続する継ぎ目のないタームのなかでいろんな勝負のやり取りが展開されていて、強制力を伴った持続性によって継続して脳をヒートアップさせてくるんですよ。
しかも、最近では瞬間決着・高速消化とかいって考える時間=理性が働く隙間を極力削り、より感覚的にパチンコの醍醐味を楽しめるようになっています。そりゃ人気が出ますよ。
なので、手っ取り早く脳を焼きたいと思ったら高継続マシンに限ります。あと、連チャンさせたいだけなのでライトミドルで充分。出玉は求めていないし、当りまで時間がかかるミドルはその前に醒める危険性もある。
ちなみに、パチンコなんてどうかなりたくて打ってるのに「どうかなったらどうするんだ!」と叱られても困ります。私のようなバカは放っておいてもらえると助かります。
そんなこんなで『PパトラッシュV GREEN』を打ちました。30回転ほどで大当りするも55%を引けず。またかよと自分の人間設定を呪いながら打ち続けると、今度も50回転ほどで大当り。これが待望のRUSHに突入し、いよいよショーの幕開けです。
ところが、最初のSTであっさり20回転を消化してしまうではありませんか。残りの保留でも「泣きの1回」は出現せず、無情にもENDの文字が。マジかよ、91%だぞと逆作用の脳が焼かれるパターンが…。
発動しそうになりましたが、奇跡の復活パターンから大当り&RUSH継続となり、最終的には10連チャン4000発。目くるめく大当りの連鎖で望み通りの連チャンと地獄から天国の最大ギャップを伴った「脳が焼かれる」感覚を堪能できました。
正直、もう少し連チャンしてほしかったところですが、重畳、重畳。消防車がモチーフだけに焼かれすぎないよう配慮してもらったのかもしれません。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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