パチンコ店「禁断のタブー」で警察沙汰…無意識にやる人も!?
パチンコ店で暴力事件
先日、パチンコ店に関連する残念なニュースが報じられておりました。その内容は男性がホール店員に暴行して逮捕されたというものです。
この犯人は女性スタッフにからんでいたとのこと。それを理由に「出入り禁止」を言い渡した男性スタッフに対し、腹を立てて犯行に及んだというのが経緯となります。
殴られた男性スタッフも気の毒ですが、何よりも恐怖を感じたのは女性スタッフかもしれません。暴力的な人物にからまれていたのですから、強引なアプローチをかけられていても不思議ではないでしょう。
なんにせよ、この犯人には心から反省して罪を償っていただきたいですね。本当に、この手の事件はなくなってほしいと願うばかりですが…。
私がパチンコ店で勤めていた頃も、似たようなトラブルは度々発生しておりました。
中には過激なアプローチを仕掛ける人も…
女性スタッフはホールの華。元々お客様から声掛けされるケースは多い印象ですが、中には会話だけでは飽き足らず一線を越えようと「禁断のタブー」を行う不届き者もいるのです。
他愛もない日常会話なら問題ありませんが、「連絡先教えて」「次の休みはいつ?」「どこに住んでるの?」など個人情報を聞き出してくる男性客も少なからず存在。その場合は「お答えできかねます」と断るように徹底されておりました。
ここでハッキリとした返事を出せずに、変に誤魔化してしまうと後々大変なことになることもあります。過去には女性スタッフがあやふやな態度を示したために、予期せぬ事態へと発展してしまったのです。
会話だけでは飽き足らず、エスカレートする行為…まさかあそこまで彼女を追い詰めることになろうとは。
これを受けて、男性客も「押せばなんとかなる」と希望を持ってしまったのでしょう。そこからどんどんアプローチが過激になっていったのです。
勤務するたびに食事の誘いがくるようになり…挙句にはシフト表の提出や退勤時間の確認、その日の用事の有無まで事細かに聞いてくるようになったとか。恐怖すら感じる状況と言えるでしょう。
彼女も大事にしないよう耐えていたようですが、徐々に一人では抱えきれなくなっていったようです。ついに「対応に困るお客様がいる」と上司に相談。それで、この状況が明るみになったわけでございます。
このお客様に関しては、注意した時点で態度を改めていただけたので大事には至りませんでしたが…冒頭で述べたような暴力的な人物だった場合は、警察沙汰になっていてもおかしくはなかったでしょう。
可愛らしい女性スタッフを見つけると、ついつい声を掛けたくなるのが男の性。それは私も良く分かりますが、ヒートアップすると迷惑行為と捉えられる可能性もございます。特に無意識にやってしまっている男性ユーザーは要注意。コミュニケーションのとりかたには気をつけましょう。
(文=ミリオン銀次)
<著者プロフィール>
ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。
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